わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

今年の演習は,放任主義から脱却

昨日は2年生向け演習の初日でした.今日は1年生向け講義の初日です.

昨年度までの演習は,課題をHTMLかプレーンテキストにして,あとは頑張ってね,どんどん質問してねだったのですが,学生にとって不評な上に,演習内容を消化できずに終わってしまっていたようです.そこで今年は,週2コマのうち1コマは説明に費やしていいやというくらい,授業資料を作ることにしました.ちょっと挑戦的に,OpenOfficeのImpressで書いてみましたが,WindowsLinuxとではフォントがまったく異なっていて,見るに耐えません.PDFファイルを提示して解説しました.

今年の演習では,答案の自動回収を取り入れることにしました.(昨年度までは,メール提出でした.) といっても,まだ回収プログラムはできていません.教室巡回の合間を縫って,オンライン巡回,つまり所定の位置にプログラムファイルを置いているユーザがだれなのかを求めるプログラムを作ってみました.演習室のどの台からでも,学生のホームディレクトリを参照できます.回収プログラムはRubyで書き,ユーザごとのホームディレクトリは File.expand_path("~#{ユーザ名}") を使って求めました.全ユーザとするとディスクサーバに迷惑をかけるので,想定する学年については全員チェックし,他学年と他学科の受講者にはメールを送ってもらいました.

その結果,37人がファイルを置いている…最初の課題に取り組んでいる…ことが分かりました.学籍番号を5人ごとに改行して,GNOME端末に貼り付け,学生に見えるようにしました.その後,メールがまだでしたという学生もあったりして,最終的には41人になりました.

学生の活動を支援する方法,まだまだありそうです.