わさっきhb

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楽しくペッタン: 餅つきのコツ

昨日は実家で,餅つきをしました.
木の杵,石臼,木の臼台は,30年以上使ってきました.力仕事は兄と私がやるようになって,もう十数年です.出来上がった餅を家に入れて,こねたり,のし餅にしたりするのは,母から,妻と義姉に伝承中です.
さて,杵つきは,ちょっとしたコツを知っているだけで,いい音が鳴りますし,腕の力も少なくて済みます.ポイントは「左手は固定,右手は滑らせて,杵の先を自由落下させる」ことです.http://www2.tbb.t-com.ne.jp/shibaichi/moti-kine.htmlの情報が非常にいいのですが,上手い使い方のアニメーション画像がちょっと違うなあと思いましたので,方法を書いていくことにします.
まず基本の持ち方ですが,左手は,杵の持ち手の一番下を持ちます.そしてぎゅっと握って固定します.10回でも20回でも30回でも,ついている間は絶対に離しません.
右手は,それよりも先で,持ちやすそうなところを握ればいいでしょう.右手と左手はくっつけず,それなりに離します.右腕のひじはぴんと伸ばし,左腕のひじはほんの少し曲げるくらいで.
その状態で,振りかぶります.
そして,杵の先を落とすのですが,落としながら,右手の持っているところを滑らかにスライドさせます.左手の持ち手を滑らせてはいけません*1.杵の先が餅に着いたときには,右手は左手とくっつきます.そしてすぐ,右手をスライドさせて,基本の持ち方に戻します.それから杵を持ち上げます.
このつき方に慣れたら,右手も固定するつき方のと,音や,腕への負担を比べてください.つくのがうんと楽しくなります.

*1:杵が飛んでまうがな!