集中講義より．
- 試験の概要は，配布資料のとおりですが，詳細は，授業の中で話していきます．出席してくれるみなさんは，聞き取って，試験対策に役立ててください．欠席した人に，その詳細を伝えるのは友情というものですし，伝えないのも友情です．
- クライアントは「HTTP/1.0」と送っても，サーバは「HTTP/1.1」と返しています．これは，それぞれが使用するHTTPのプロトコルのバージョンです．サーバがHTTP/1.1と，その番号が大きいので，クライアントのHTTP/1.0の通信ならきちんと対処できます．逆，つまりクライアントはHTTP/1.1と言っていて，サーバはHTTP/1.0しか対応してなかったら，うまくコミュニケーションをとれるかは分かりませんね．たとえて言うと，我々がタイムスリップして江戸時代に飛んで，お店*1に入ったら，我々の言語が分からないだろうと想像できます．逆に，江戸時代の人が現代に飛んで，お店に入ったら，ただちに話すことは分からないかもしれないけど，この人が江戸時代の人なんだと知れば，そのころの語彙や文法を何らかの方法で学ぶことで…おそらく現実的には時間がかかるでしょうがそういうことは無視して…対応できるわけです．これが「上位互換性」です．
- 座席の周辺に，カンニングを疑われる，おかしなものはないですか? ついでにゴミも拾っておきましょう．
*1:「人」が「クライアント」に，「お店」が「サーバ」に対応します．
