昨日の続きです.時系列としてはこちらのほうが先ですが.
講演中に書き留めたメモより.
- スニーカーにもマイクロチップの例(google:スニーカー+マイクロチップ).道路状況に応じて空気圧を変えるというもの.
- だれでも,どこでも使える組込み機器を開発するとなると,テストは,何億通りせなあかんのや?
- テストにも効率が必要.無駄を省き,必要な箇所を見定める.
- 従来のテストでは,ユーザは悪意を持たずwithout any malicious intent使用するという前提がある.これからのテストでは,悪意を考慮しなければならない.例えば,ちょっとしたバグをついて,課金操作がされるかもしれない.
- Microsoftの製品は,リリースを遅らせても,その分,品質を確保している.「発売日は忘れ去られても,不具合は忘れられない.」
- ケータイのテストでは,ロボットにボタンを押させるところもある.アプリケーションの検証方法として,画面を高解像度CCDカメラなどで電子的に撮影し,画像処理により画面比較をすることも.
- 不具合の例.30回目に同じ操作をしても不具合がないが,31回目に出る.
- 開発が遅れると,リリース日を維持するため,テスト期間が短くなるのが通常である.そのときにテスト計画を立て直すのも,検証ジェネラリストの仕事となる.
- システム評価の経験を積むと,システムの周辺の仕事へ進むこともある.マニュアルのチェックや作成,営業など.
- 未経験者向けの研修で,1分スピーチを取り入れた.最初は5秒しか話せない人もいたが,トレーニングで話せるようになり,最後に10分のスピーチをしてもうまくいった.
- 提案する「組込み検証ビジネス共同体構想」において,基本研修の統一を図れば,大学・専門学校・職業訓練校などとも協力できるのではないか.