わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

30歳,60歳(後編1)

やっと続きを.
研究室の教授の還暦祝いをできないかと,同僚に持ちかけたのは,2月に入ってからだったと思います.研究室旅行を例年3月にやっているので,学生が一番よく集まるこのときにお祝いしようということになりました.
その後は修士論文や卒業研究の指導に明け暮れ,研究室旅行の1週間前から,重い腰を上げて…同僚が持ち上げてくれたというのが,より適切な表現ですが…企画を始めました.
学生にも企画協力を依頼しました.贈り物を調査してくれた,最高学年の学生.旅行幹事の院生.そして,研究室の卒業生で,現在も定期的に研究打ち合わせに来られ,研究室旅行にも来る方.勝手にラベルをつけさせてもらいまして,順に,学生代表,旅行幹事,卒業生代表と書くことにします.
メールを交わすうちに役割分担もできてきました.同僚と学生代表が,メインの贈り物選定・購入係,卒業生代表が花束係.旅行幹事はケーキ係としてホテルに交渉してもらうとともに,会計係もしてもらいました.
私はというと,このお祝いイベントの取りまとめ係をしました.準備すべきことと,それぞれの状況を,何を思ったかYAMLで書いていき,未解決の項目を減らしていきました.
企画は上記の5人ですが,各学生からお祝いしてもらえるよう,寄せ書きも作ることにしました.週のはじめから,出席できる学生にも,欠席の学生にも書いてもらいました.私と妻とは,夕食前にあわてて書きました.
私の仕事をもう一つ.当日の司会進行です.進行計画を立てました.教授の経歴紹介文書を作りました.経歴は,まずは出席の学生に,教授の学内外の貢献を通じて偉大さを知ってもらうことに焦点を当て,あと,必要に応じて教授からツッコミをいただけるようにしてみました.
準備で苦労したもう一点は,そのときまで教授に知らせない,いわゆるサプライズパーティとして実施したことです.この手の隠し事は,私が最も苦手とすることなのですが,まあなんとかできました.最初に持ちかけたとき以後,教授と昼食をともにすることが何度もあったのですが,還暦とか60歳とかいう言葉を一切出さないようにしました.
やっと本番です.なのですが今日はタイムアップ.結果については日を改めて.