わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

2007年10月29日〜11月1日

その1

集合のことを英語でsetと言いますね.ただし集合というと,同じ要素を複数入れても,一つとみなしてしまいます.
同じ要素が複数あれば,それを別々に扱う…というのは,情報の分野では,bagと呼ばれます*1.カバンですね.たしかに,bagなら,ボールが2個あれば2個入ることになります.
しかしbagでも不十分なときがあります.入れた内容に,順番を持たせたいというニーズです.最初はボール,次はグローブ,そしてまたボール,というように.これを実現するデータ構造は,listです.

その2

資料に「より複雑な検索をしたいときには」と書いているけど…ここの「複雑」って表現は,ネガティブで,利用者にとっていい表現ではないですね.
ここは「より柔軟な」にするといいでしょう.

その3

データベースに携わるなら,有名なDBMS,データベース管理システムを,それを使うかどうかはさておき,知っておきましょうね.現在だったら少なくとも,Oracle, PostgreSQL, MySQL, SQLiteの4つかな.

その4

数週間をかけて,自分ひとりか,自分が中心となって,課題を解決するとか,アプリケーションを開発するとかいうときは,今から言う方法を試みてください.
まず,大きな目標…まあ,終わってしまえば簡単なものですが,それはさておき…の中で,小規模で,すぐ解決できそうなものに取り組みます.ひとつじゃなくて,2,3個あるほうがいいでしょう.
それで,解決や開発のために,何を組み合わせればいいかが見えてきたところで,全体計画を構想します.プランニングとか,スケジュールとか,デザインとかいったことです.
これは文章に残しておきます.
それが決まれば,あとはその書いたものに従って,一つ一つ解決していけばいいのです.解決したら,解決したという印をつけましょう.また,具体的な作業を進めていく中で,全体計画を修正することがあるかもしれません.気づいたらすぐ,修正しましょう.
というやり方だと,迷うことなく,ゴールにたどり着きやすいと思います.
いきなり全体計画というのは,避けておくほうがいいですよ.

*1:multisetとも呼ばれます.