まずは,昨日読み終えたものの書評から.
- 作者: 新納浩幸
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2007/11/01
- メディア: 単行本
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Rは,統計処理が一通り揃っているフリーソフトウェアというだけでなく,ベクタの処理について,情報の学科で学ぶプログラミング言語にない興味深い特徴をもっています.固有値問題を解く関数eigenについても,同書で『かなり高次元の行列も扱えるし,高速です.これだけでもRを扱う価値は十分にあります』(p.137)と述べられているとおり,見逃せません.
文書クラスタリングを想定しています(p.46)が,分析例では数値のみで,(直接的な)文書のクラスタリング例がなかったのが残念です.
本日の本題,「年末年始に読む予定の本」については,箇条書きで.