- 作者: 柴田謙介
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2008/01/07
- メディア: 文庫
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へえっと思ったものをリストアップ.
- 料理で「少々」よりも「ひとつまみ」のほうが多め(p.36)
- コップの由来はオランダ語のkop,カップは英語のcup(p.99)
- 金のカラット(18Kなどの「K」,karat)は純度,宝石のカラット(carat)は重さ(p.142)
- 快勝は胸のすくような勝利,圧勝は大差のついた勝利,完勝は試合の大部分で主導権を握っての勝利(p.169)
- 裁判で,棄却は訴えを退けること,却下は訴えの審議を行わず門前払いにすること(p.214)
- 大漁は1回の漁で,豊漁は1シーズンあるいは特定の期間で,たくさん獲れること(p.262)
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2008/02/07
- メディア: 単行本
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それでこのムックですが,セレクションかなと思って読んでいくと,今まで見た記憶のないものもかなり入っていて,これはこれで一人で笑いながら読んでいました.一つだけ書くなら,「スリッパ 298,480,580円」(p.128).
ベスト50ランキング(p.47)を見て,タイトルだけで思い出せるのは7割くらい.ダメだなあ.
車を走らせると,何でもない看板を見ても,VOWの看板ネタを連想します.たびたび妻に言って,もはや呆れられているものには,「スピードか死か」*1と「スピード(カタカナ) オットセイ(絵)」*2があります.
真面目に,VOWを読むことの教育的効果を語ってみると,看板にせよ新聞記事にせよ(論文や答案にせよ),作り手は情熱を費やしているのだということ,ある意図をこめてモノを創っても,表現を間違えると,他の人は異なるメッセージを受け取るということ,そしてそれらは大学や研究といった空間ではなく,日常生活にありふれているのだよといったあたりでしょうか.