4月からまた新たな科目を担当することになり,その準備をしています.
学修支援科目という位置づけで,他学科の進め方を参考にしつつ,プログラミングの補習というかスキル向上に関して,学習効果の高くなる方法を模索している段階です.
これまでの経験から,
- 教員が「これくらいは簡単だろう」と思って出題しても,多くの学生にはレベルが高い
- いくつかの知識を組み合わせる問題は,正答率が低い
ことが分かっているので,これらに注意しつつも,自主性を身につけるような課題にしないといけません.現在考えているのは,
- 1回の授業では,3個前後の大問を紙で渡し,解いてもらう
- 一つの大問は3〜4個の小問からなり,最初の小問は,指示通りにすれば,時間は個人差があっても,必ず解けるものとする
- 小問の途中に,問題対象を「読み解く」問題を入れる
- 小問の最後では,問題対象に「手を加える」作業を課す
といったところです.まずは達成感を身につけてもらおうという方針です.
さらにいうと,
- ある回の授業で学んだ技法を,次の回の授業の課題で適用する
- 初めのうちは丁寧すぎる指示を与え,徐々に減らしていく.そしてそれを学生に周知する
というのも考えているのですが,うまくいくかは分かりません.