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ひとりっ子

ひとりっ子の取扱説明書

ひとりっ子の取扱説明書

え,まあ,身近に,ひとりっ子さんがおりまして,この本を読んで笑っているときにそのひとりっ子さんがお越しになり,取り上げられました.でもって,私より先に,すべて読み終えました.
学生時代,自分に大きく影響を与えてくれた人のうち,2人がひとりっ子で,ちなみに一人は男性でもう一人は女性なのですが,共通していたのが,圧倒的なまでの食事の遅さでした.お前1人前食べ終わるまでに俺3人前いけるんちゃうかっちゅうくらい.
で,この本の中に,食事の早さについて記述があるのかな,と読み進めるもなかなか見つからず,終盤に

○もしも,人と食事していて,お皿に鳥のカラアゲが1個だけ残ったとき.遠慮しててだれも手をつけなかったら,どうする?
→ひとりっ子は,さっさと率先して食べちゃう.いつまでも置いといてもしょうがないでしょう.冷めたらおいしくないし.そもそも,そういう遠慮しあってる空気がキライ.あとから文句いうヤツがいたら,もう1皿たのめばいいじゃん.きょうだいのいる人は,やっぱり遠慮するのかな.でも,きょうだいのいる人ほど,食べたいものを急いで食べないとなくなっちゃうから,がっついてるかも.
(p.105)

があったくらいでした.
あ,そういえば,10年もっと前のことですが,上述のひとりっ子のうち男性のほうが,うちに泊まりに来ることになりまして,母は「ようこそ.ほな,みんなで近所の居酒屋にいこか」と連れ出し,「うち(のルール)ではお皿が来たら取り合いになるから,さっさと食べてね」と言って当惑させていたことを,思い出しました.私自身は2人兄弟の弟のほう.母は,産めよ育てよの年代で,多くのきょうだいの中で育ったのでした.
といったあたりを,冒頭のひとりっ子さんに言ってみると,この方も,昔は遅くて遅くて,しかし仕事につくことで,スピードアップがなされたとのこと.なるほど.
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