わさっきhb

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VMware PlayerでFedora 10を試す

リリースされたのね

ということで,手元のVistaの32bitのVmware上で動かすことにしました.

まずはisoを取得

ダウンロードはBitTorrentから.

おっと,Fedora-10では64bit版(x86_64)を32bit版(i686)より優先するということですかねこれは.ではFedora-10-x86_64-DVD.torrentを使いましょう.
ダウンロードそのものは昨夜,夕食とって娘をだっこして,羞恥心の弱虫サンタを聞いているうちに完了しました.

20GB確保

寝て起きて,作業開始.
ハードディスクの領域は,Ubuntuで作りましょう.

# apt-get install qemu
$ qemu-img create -f vmdk 20gb.vmdk 20G

Windows側では,fedora10というフォルダを作ってから,20gb.vmdkをコピーし,fedora10.vmdkという名前にしました.

vmxファイル

fedora10.vmxというファイルを作りました.他のvmxファイルをコピーしてきて,テキストエディタで微調整しました.初期設定は以下の通り.

config.version = "8"
virtualHW.version = "4"
numvcpus ="2"
memsize = "512"
mainMem.useNamedFile = "FALSE"
displayName = "fedora10"
guestOS = "other26xlinux-64"
priority.grabbed = "normal"
priority.ungrabbed = "normal"

scsi0.present = "TRUE"
scsi0.virtualDev = "lsilogic"
scsi0:0.present = "TRUE"
scsi0:0.fileName = "fedora10.vmdk"

ide1:0.present = "TRUE"
#ide1:0.fileName = "auto detect"
#ide1:0.deviceType = "atapi-cdrom"
ide1:0.fileName = "F:\iso\Fedora-10-x86_64-DVD\Fedora-10-x86_64-DVD.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
ide1:0.autodetect = "TRUE"
ide1:0.startConnected = "TRUE"

floppy0.present = "FALSE"

ethernet0.present = "TRUE"
ethernet0.connectionType = "nat"
ethernet0.addressType = "generated"

sound.present = "TRUE"
sound.autodetect = "TRUE"
sound.virtualDev = "es1371"

usb.present = "TRUE"
ehci.present = "TRUE"

nvram = "fedora10.nvram"
extendedConfigFile = "fedora10.vmxf"
checkpoint.vmState = "fedora10.vmss"

以下の2つの情報を参考にしました.

インストール

vmxファイルをダブルクリックで起動.
インストールで苦労することはありませんでした.パーティションはお任せを選び,ネットワークからのパッケージ取得を含めて,30分ほどで完了しました.

64bit OSになっていることは,メニューの,アプリケーション/システムツール/端末 からターミナルを立ち上げて,コマンド実行:

$ uname -a
Linux localhost.localdomain 2.6.27.5-117.fc10.x86_64 #1 SMP Tue Nov 18 11:58:53 EST 2008 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

それにしても,32bitのホストOSの上で,64bitのゲストOSが動くというのは,奇妙な一方楽しいものです.

あとは…

再起動時に,ディスクのdisconnectを忘れずに*1
それにしても,VMware Player 2.5は,CD/DVDの接続・切断だけでなく,ネットワークアダプタの種類(Bridged/NAT/Host-only)もタイトルバーのメニューで変更できるし,接続可能なUSBデバイスも出てくるし,あと,VMware Toolsを入れなくてもマウス透過もできるし,至れり尽くせりですな…
と思ったら,2.5.1がリリースですか.手元のバージョンは,VMware Player 2.5.0 build-118166でした.さっそく更新しましょう.

*1:ゲストOSを停止させ,vmxファイルの「ide1:0.fileName」と「ide1:0.deviceType」のコメント箇所を書き換えておきます.なお,テキストエディタでvmxファイルを編集していても,起動すればいろいろ書き込まれるので,vmxファイルの「開き直し」が不可欠です.