2月10日,大学内のFDフォーラムに出席し,第1回グッドレクチャー賞受賞の5人によるパネルディスカッションを拝聴しました.
以下メモです.
- 教員だけがんばっても「よい授業」にはならない.学生の参加が不可欠.だから学生とともにつくりあげた授業であり,この受賞は「グッドクラス賞」と呼びたい.
- 30分前にWebで課題を与え,授業中にさせる*1.
- 授業開始のチャイムが鳴ったら,一発芸をする.2分でおしまい.2分以上遅れた学生は,その一発芸を見ることができないので,遅刻が減る.
- 15分に1回は笑わせる.
- 試験は厳しめ.
- 感情が大切.教員が本を読み上げるだけの授業は,楽しくも厳しくもない,つまらない授業.
- やらされ感をなくし,主体性を身につけさせる.
- 学生を「ある所」まで持って行くのが大変,しかしそれが教員の醍醐味.
- 集中してもらうため,時々当てる.
- 「きっと将来役に立つ」
- 「こんなことも知らんかったらとんでもないことになる」
- 居眠り,ケータイを叱るのは,自分が気持ちよく授業をしたいから.
- 流行の言葉を導入に使って,授業へと進める.
- 身近なことを理論と結びつけて話す.
- テレビのバラエティ番組のように,話題を広げる.
- スルメのような授業(噛めば噛むほど味が出るような授業)を心がける.
- レクチャーは,講義のほかに,小言という意味もある.
*1:英作文の科目でした.プログラミング科目でも,使えそうです.