わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

今のところ順調

自分が子どもを持つまでは、「教育ママ」を嘲笑していたのだが、親になってみると、「僕の子どもだから、勉強も全然できなかったら、何のとりえもない、まともに生きていけない人間になるかもしれない」なんて不安に駆られてしまう。

2009-03-13

今回「子どもが笑わなくなった」ことに、妻はひどくショックを受けていた。

子育ての先輩,id:fujiponさんのエントリから半月過ぎてしまいましたが,うちの子と,その周囲のことを,無理して俯瞰してみました.
まず身体的には,すくすくと成長しております.
4か月検診で,ともに受診したお子さん方々と比較されるわけですが,体重は平均的だけど身長がやや高く,妻によると足も長いということで,まあ将来はすらっとした体型になってほしいなと思います.
そうして次に考えるのは,この子をどう知的に成長させようか…教育です.
といっても,実は生まれる前から,妻はあれやこれやとやっています.胎教,ですね.ちょっと今,辞書を引いたのですが,三省堂の辞書だと『妊婦が胎児によい影響を及ぼすようにすること』と,胎児への視点ですが,Firefoxの検索のところから引ける*1goo辞書では『妊娠中に、妊婦が精神的安定と修養につとめ、胎児によい感化を与えようとすること』と,妊婦さんへの視点が少し入っていますね.
じゃなかった,うちの具体的な胎教ですが,いろいろカードを作ったり,ご近所さんからもらったりしました.カードというのは,あいうえおで,「ありさんのあ」とかです*2
ドッツカードというのも見ました.子供は一瞬でdotの数を認識できるらしい.私は,10を超えると難しいです.28個のカードと29個のカード*3って,赤丸の数,同じじゃないかとか思ったりします.
音楽も,胎教ではクラシックのCD,生まれてからは童謡のCDです.たわむれに,娘のそばで,beatmania IIDXのサントラなどかけようものなら,5回中4回は,妻がいい顔をしません*4
ところで,あいうえおも,小さい秋みつけたも分かってるのかどうか分からないってのにそんなに吹き込んで,それで将来,人並みかそれ以上の学力,知識あるいは知恵を持たせられるかというと,当然,そんなことはさっぱり分かりません*5
とはいえ,充実し満足のいく生き方ができることにつながるアドバイスを,当人がそれを理解し受け入れるかどうかはともかくとして*6,私も妻も,同居する(妻の)父母も,実家の私の母も,ご近所さんも親類も,誰もかれも…この子に関わるあらゆる人が,この子に提供できる,したいのなら,まずその行為/好意は受け入れたいし,受け入れることが親の務めだと思っています.
妻は教育ママとして,毎日30分から1時間くらい,買ったり自作したりした教材を使って繰り返し知識を提供しています.私にはそれが徒労には思えません.
私はというと,身体能力の発達*7に感激してから,独身時代には思いもつかなかったボケにひらめき,実行し,妻にあきれられても,自分の記憶に残っていることをここの日記に書き残しています.妻は,子供が生まれてもその辺ちっとも変わってないね,いや変わったかなと,言ってくれました.
さて,娘の笑顔を見に,笑顔でなければ作りに,行ってこよかな.

*1:要インストール.検索エンジンのアイコンを右クリックして,「検索バーの管理...」を選び,ダイアログの中で「検索エンジンを追加...」で選べます.ページ下方の「goo 辞書(すべて)」がおすすめです.「人力検索はてな」も追加できるのですね.

*2:「い」以降,出てこない….

*3:1枚の大きさは30cm平方くらい.厚く固い紙で,へなへなになりません.

*4:残り1回は,「へえ,あなたもそんな曲聴くんや」です.ごく最近では,ZeckbachのCDで,そんな反応でした.

*5:生まれたばかりの子が2人いて,一方には懐の許す限りで最高水準の教育をすぐに受けさせ,もう一方には特に何もせず自然に任せると,どうなるか,などという思考実験も,したいとも思いません.

*6:手段・媒体も問いません.「可愛い」「賢い」といった語りかけも,歓迎です.

*7:日記ではうまく表現できませんが,その多くは,妻が見つけ,帰宅時に教えてもらっています.