- DBゼミへのアドバイス・2008年度版
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(1): DBMSになる / 「〜できる」という仕様 / フラグはいつ立てるか / 質問対象を特定する
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(2): BAD! テーブル名と属性名が同一 / BAD! 字が小さい / BAD! 年月日,年月日時 / BAD! 箇条書き記号に「-」
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(3): ISBNの扱い
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(4): タスク管理 / SQLのタスク管理
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(5): widow
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(6): 3人で
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(7): 内部レビューを / 逆算してスケジュールを立てる / 逆算してスケジュールを立てた例 / 色の統一を
- DBゼミへのアドバイス・2008年度版(8): 「資料」を何と呼ぶか / 1-2/2
- プレゼン コメント
- プレゼン コメント 2008-1: 質問させたくなるような発表を / 割引率と割引額を両方入力すると? / 数値は右揃え
- プレゼン コメント 2008-2: 2年連続の誤変換 / 箱は塗りつぶせ
- プレゼン コメント 2009-1: 青文字はリンクに見える / 流れ図を作る
- プレゼン コメント 2009-2: 吹き出しを多用する画面説明 / 本物の個人情報
- プレゼン コメント 2009-3: 驚き最小の原則
- プレゼン コメント 2009-4: トップページ / 「以下の」の下
- プレゼン コメント 2009-5: 親モード,おじさんモード / 本研究の目的
- プレゼン コメント 2009-6: ぞんざいな言葉 / くん付け
- プレゼン コメント 2009-7: 発表時間
- プレゼン コメント 2009-8: 背骨を作る / 背骨がぐらぐら / 背骨は不要
- プレゼン コメント 2009-9: プレゼンのガイドブックを読もう
- プレゼン コメント 2009-10: 2008年度DBゼミの残りコメント,一覧
- 論文指導・2008年度版
- 論文指導・2008年度版(1): 今更ながら,「年」と「年度」の違い / 変えてチェック,もう一度チェック / 基本中の基本のチェック項目 / 表紙の改行位置 / 「私」は使わない
- 論文指導・2008年度版(2): 日本語を書き出すコツ / 本論文の構成 / 考察の書き方 / 図表の参照 / 先行事例 / 専門用語 / キーワード
- 論文指導・2008年度版(3): 回覧時間は短い / コードを入れよう / コピペ1 / コピペ2 / 先輩・同輩・後輩の引用 / 表紙,背表紙
- その他
きりぬき
ドクターコース学生の心理
- 冷静に,自分というものを理解すること.
- トラブルに関係する,自分の周囲の人に,どんな背景事情があるかを理解すること.
- トラブルが二者間で解決できないと思ったら,適切な第三者に相談すること.相談できる人を持っておくこと.
卒業研究と違うテーマで修士論文のための研究をすることになった人は,自分が理解でき,プレゼンを通じて親しみを持ってもらえそうな「例題」がないか,探してみてはいかがでしょうか.データベース関係であれば,実データを「揉んでみる」というのも,手です.
例題から始めよう
受け取った情報,自分で作った情報は,先生・先輩・同輩・後輩からリクエストがあれば「喜んでお渡し」できるよう,整備しておきましょう.
「自ら考え,切り開く学生」になるには
6. 動くものができ,お披露目してその活動はおしまい,というのはもったいないので,途中と完成後の相互評価を取り入れます.また,完成品はプロジェクト後も維持管理するものとします.できれば友情も.
4年ゼミ実施案
論文指導・2008年度版(3)
- 表紙と背表紙が適切か.提出の年度と年月日を間違えていないか.
- 題目が漠然としすぎていないか,絞り込みすぎていないか.表記に見慣れないものはないか.
- (目次などや付録を除外した)本文分量が適正か.
- 図表が適度に含まれているか.
- 最後の章に,何を実施し何が分かったかを書いているか.
- 謝辞は適切か.
- 参考文献の数と内容は適正か
一つはですね…スライドごとの,小さなあら探しです.書き間違いから始まって,専門用語の選択,未定義の語句,図や表のレイアウトでおかしなところ,スライドの構成,アピールの仕方など,聞きながら気になったことをメモし,しゃべり終わったら,その中でどうしても伝えたいことに絞って,質問するか,ここはこうするほうがいいと断定します.
プレゼン コメント 2009-5
これをするのは,学生の指導責任を強く感じているときです.たとえて言うと,服にへんなシミとかシワとかついていないか,着こなしは問題ないか,タンスにしまっているあのアクセサリをつけたらぐっと見栄えがよくなるかも,ってな親心です.
先頭の漢数字を置き換えるという手もあります.「一回」や「一日」は,横書きなら「1回」「1日」のほうが読みやすいです.なお,数字の全角・半角は,スライド全体で一貫性を持たせていれば,個人的には気になりません.
DBゼミへのアドバイス・2008年度版(2)
「一上演」のように使う「一」の数詞は,たいてい,「一上演あたり」のようになると思います.その場合は「一」をなくして「上演あたり」,あるいは「上演につき」と書き,言うときには「1回の上演につき」と変換するのが,ちょっとした配慮です
ある学生のpptファイルを見まして,語句よりも組み立てに難がありました.こういうときは,「もし,今のこの資料を使って,発表するならば,こんな質問が出そうなんで,ひとつひとつ考えてみてくれますか」と,想定質問を先に作りました.質問は30個ほど.返信のメールには,「質問はスライド順であって重要度順ではないので,全体を見て,答えやすそうなところから手をつけてください.もし答えられないものがあれば,遠慮なく相談ください」を付け加えました.書くのもひと苦労でしたが,学生にとっては,これを受け取ってからが大事です.
読み,書き,聞き,話す