わさっきhb

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母合流

金曜は午後から年休をとって某所へ泊まりに行っていたのですが,その数日前に不穏な電話がありました.
実家の母です.土曜日に,合流したいとのこと.そもそも,妻が,泊まりませんかと誘っていたけども諸事情で実現に至らず,その代わりに日帰りで,孫の顔を見たいという展開になりました.
お宿をチェックアウトしてから,最寄りの駅に行き,無事*1合流.車でいくつか,観光地を巡りました.
妻の立てたスケジュールでは,グラスボート*2に乗船して,それから,行き(金曜日)に有名なレストランを通りがかったのでそこに入ってみなで食べましょ,となっていたのですが,食に関して,母はその上を行っていました.
バラ寿司*3,作ってきたんで,お昼に食べましょね」
朝から気合いを入れて,バラ寿司を作り重箱に入れる,母の姿を想像してしまいました.
ともあれそれで,次の課題は,どこで食べるかです.グラスボートでは,高潮の影響で海底が濁って見にくいという掲示があり,ぎりぎりまで迷って,切符を買い乗船しました.
幸いにも海女さんの泳ぎや魚の群れを見ることはできたのですが,下船して,時刻は12時の15分前.どこで食べようとなったときに,グラスボードの待合場所が空いているので,ここで食べさしてもらおうと言ったのがやはりうちの母.困ったことに,妻も妻の母も同意しています.
従業員さんの了承を得て,迷惑のかからないような場所で,テーブルを近づけ,駐車場から重箱の入ったかばんやら,ベビーカーやら,昼食後に飲む薬やらを持ってきて,30分後の(次の便の)下車客とは視線を合わせないようにして,なんとか食べきりました.
バラ寿司の酢の加減は,やや少なめでこれぞおふくろの味.なのですが,別箱のホタテの煮物が人数に対して多すぎたことと,もずく酢のパックは1パックを4人くらいが標準的な分量のところ,1パック1人で3パック用意していた*4ことは,…ってそれもそれでおふくろの味か.

*1:といってもトラブルはありました.某駅で,特急列車を待っていたところ,ホームを間違えて,1本あとのに乗車したとのこと.臨時列車だったほか,駅員さんが間違えたホームを言ったという事情で,そのため駅側は平謝り,指定席を取り直してくれて,母は自由席の列に並ばず(座れなかった可能性が高かったですね),一応快適な往路になったようです.

*2:英語ではglass bottom boatと書くらしい.Wikipedia英辞郎で確認.

*3:ちらし寿司.

*4:汁まで飲みました.酢だけでなく唐辛子も効いていて,恐ろしい食後感でした.