わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

金曜土曜は,立命館大学びわこ・くさつキャンパスへ

  • 滋賀と私,南草津と私
  • 会場
  • 外は寒い
  • 手かざしで
  • 国道から大学まで2km足らず
  • 格安切符自販機
  • 対立の記号
  • 絶対に聴きたい発表を眠ることなく聴くライフハック

滋賀と私,南草津と私

滋賀県で,圧倒的多数の人が連想するのは「琵琶湖」だと思いますが,私の場合は父です.
父の生まれ故郷であり,父の骨が眠る墓のある場所でもあります.
父方の親類の多くが滋賀県に住んでおります.今年は,お世話になった親類の訃報に接し,通夜・告別式に足を運ぶことが多かった1年でした.
南草津には,駅前にかつて,ジャングルという名前のゲームセンターがありました.
10年前後前に,立命館大学に当時通っていた知り合いに誘われ,何度か足を踏み入れました.
知り合いのお住まいに泊まらせていただいたり,食べ放題の焼肉でお腹にそこそこお肉を詰めさせていただいたりしたことが,記憶によみがえってきます.
私が小さいころ,京都からの国鉄の駅は,京都-山科-大津-膳所-石山-瀬田-草津-守山-野洲-…でした.
草津の手前に南草津草津の次に栗東ができたのは,どっちが先でどっちが後だったでしょうか?

会場

出席した学会は「じんもんこん2009」です.
そういう名前の学会があるのではなく,正式名称は「人文科学とコンピュータシンポジウム『じんもんこん2009』」です.なのですが,様々な所属の研究者らによる学術研究の発表の場を“学会”と呼ぶ慣例があり,それに従っている次第です.
「じんもんこん」は毎年この時期に開催されており,去年の会場は筑波大学,一昨年は京都大学の京大会館でした.今年を含めて3年連続,我々の研究室の成果を発表させていただく機会を得ました.2004年には,聴講だけをしに行った記憶があります.そのときも立命館大学で,ただし京都のキャンパスでした.
会場の感想は次の二つ.細かい論評は,避けることにします.

  • 暖房効き過ぎ
  • 講演者用マイクが使いにくそう

外は寒い

金曜の夕方,会場から,懇親会場のある草津駅前のホテルに移動しました.一般道ですが,事故渋滞があって,予定より30分遅れたのは,まあ致し方ありません.
途中に,気温の電光掲示がありました.「3℃」を表示していました.
寒い.たまりませんね….
翌朝のテレビの気象情報では,滋賀県の湖北地方には大雪警報が出ていました.自分の住んでいる地域では,暴風か大雨の警報が,休校の対象となるのですが,滋賀県だと大雪警報も対象になるのかな…
とか思ったのですが,その日は土曜日で,小中高の児童生徒には関係のないことでした.

手かざしで

懇親会場のあるホテルに泊まれたらよかったのですが,満席とのこと.楽天トラブルで探して,線路を越えたところのお宿を予約しました.
お宿に入るまでに,草津から立命館大学へ行くバスの時刻を確認し,コンビニで夜食と朝食を購入しました.
8時半ごろにチェックアウト.エレベータで降りようとして,ドアが開いたら…
大学生と思われる人々と,目を合わせました.ぎっしりです.床には,彼らの荷物が置かれています.
入れるかな,やっぱ無理かなと,自分の右手をエレベータの中に入れてみて,引っ込めたところ,ブザーが鳴り始めました.満員御礼のブザーです.御礼ではないですね.
ドアに一番近い女子学生さんが,ばつが悪そうにして一旦出て,入り直すと,鳴らなくなりました.
私は乗ることができず,そのエレベータは,下へ.5階でも同じような現象が起こったような.
個人的に経験があります.おそらく総重量は問題なかったのでしょうが,私が入るそぶりをしたもんで,その場所を取ろうと人が少し移動し,奥のほうに重みが移動したのを,センサが重量オーバーと勘違いしたと思われます.
下ボタンを押し直し,少し待ったのですが,もう一度同じような満員エレベータになりそうな気がして,階段を下りることにしました.

国道から大学まで2km足らず

昼食は,キャンパス内でもとれそうだったのですが,学外に出てみました.
南草津行きのバスに乗って,南田山(なんだやま)バス停で下車.賑やかそうな国道1号線に目をやると…あんなところに「天下一品」の看板が.
いつものように,大のこってりを平らげました.
時間に余裕もあるので,そこから大学まで,歩くことにしました.
野路中央(のじちゅうおう),松下中央の交差点まで,10分ずつ.そこから大学のバス停まで,さらに10分.
ノートPCやら何やらを入れた手提げかばんを持っていたとはいえ,歩いている間は,時速4kmは出ていたと思います.
信号待ちの時間を差し引くと…歩き始めてから大学までの道のりは,2km足らずでしたでしょうか.
南草津駅から,南田山の交差点までは,目分量で400m.
これほどまでの寒さでなければ,あるいは寒さに耐えられる学生であれば,自転車やバイクで通学をする学生さんも多いんじゃないかと想像します.
そういえば「立命館大学の学生へ:生活道路なので,自転車・バイクで走るな」という看板がありましたなあ.玉川高校の,何らかの部員さんは,集団で自転車で走っていましたが.

格安切符自販機

帰りは直行バスに乗り,南草津駅前に無事到着.それで階段を上がれば改札なのですが…
切符の自動販売機というのがありました.
大阪-南草津間が,定価1100円のところ,800円.昼間と土日と範囲を限定した分だと,さらに下がって710円.
興味本位で購入しました.しばらく待つと,切符が出てきました.封筒に入っています.開けると…
2枚の大型の切符.といっても,自動改札機には通るサイズです.
大阪-京都間と,京都-南草津間の,2枚の切符が入っていました.なるほど.大阪-京都間が,通常のキロ数に基づく運賃よりも,安く設定されていることを,活用しているんですね.

対立の記号

発表を聞いていたときの話を.
あるスライドで,おおよそ,こんな表示がありました.

AAAAAAAAAA
 ⇔BBBBBBBBBB
 ⇔CCCCCCCCCC

A…,B…,C…は,具体的に何が書かれていたかは記録していなかったのですが,いずれも日本語です.
むっちゃくちゃ違和感があったのですが,聞いていてほどなく,完全解消とまではいかなかったものの,発表者の意図は理解しました.
この「⇔」を,対立の記号として使っていたのでした.「AAAAAAAAAAを採用します.BBBBBBBBBBやCCCCCCCCCCではありません」という意味です.
私がプレゼンを聞いていた経験では,「⇔」が,同値の記号です.数学の記号,論理の記号を,プレゼンに流用するということです.
国語辞書では,対義語を表すのに使われているんだったかなあ….

絶対に聴きたい発表を眠ることなく聴くライフハック

2日目の発表の中で,どうしても聴きたいものがありました.しかし眠気が襲ってきそうです.…
直前の人の発表を耳にしながら,眠りに落ちました.
そのおかげで,聴きたいのはちょうどいいテンションでもって聴くことができました.
しかしこれ,直前の発表者さんには大変失礼なので,ライフハックではなく,バッドノウハウと言うべきですね….