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ペコ回りとは(6): 戦争

本日が,ペコ回りの基本ルールの最後の説明となります.テーマは「戦争」です.必ず,勝ち負けがつきます.勝ったほうは昇格して,負けたほうは降格します.戦争開始時点のランクは関係ありません.上位のほうが負けたら,下克上みたいなもんです.
どういうときに戦争になるのかというと,駒の前進または後退で,外周上の反対側の位置,より正確に言うと,外周上で,筋(前進または後退した駒が,盤面上で横方向を向いた状態で止まったとき)または段(同じく縦方向)が同じになる駒が存在するときです.
これまでにも何度か書いてきたように,カドにいるときは,戦争となりません.それと,「筋または段が同じ」といっても,止まった駒と同じ位置にいるときは戦争ではなく,一足飛びというやつです.そういえば一足飛びと戦争は,連携します.向かい合った組それぞれと,戦争になります.
戦争になると,その対象の2つの駒を90度左に向けて,向かい合わせます.そして決着がつくまで,その2つの駒(のプレイヤー)が金を交互に振って駒を進めます,他の駒は静観します.最初に金を振るのは,仕掛けた方,すなわち戦争になるよう着いた方です.

どちらかの駒が,1往復するまで,戦争状態が続きます.金を振って出た目だけ進めます.盤の中を進みますが,「死に」ではありません.(2)で書いた,立ちやすい金の振り方は,ゲームの面白みを失うので,しないようにしていました.裏4枚で,8進みますし,意図せず金が立ったら,それに従います.
ションベンもババもありますが,スタート地点よりも後退することはありません.駒が同じや前後する位置になっても,一足飛び・ぷぅにはなりません.
そうしてどちらかの駒が1往復できたら,すなわち何回かの目の合計が先に16以上になったら,その駒の勝ちとなって戦争が終了します.冒頭に書いた通り,勝った駒を昇格させ負けた駒を降格させ,それぞれを進行方向に戻します.