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zjs取扱説明書(ショートカットキー)

「はじめにお読みください」のボタンを押すと,パネルの下に,メッセージが表示されます.「ショートカットキー」のボタンを押せば,キーボードによる操作方法の説明が出ます.「ログ」のボタンを押して出るのは,zjsを発表練習に使いたい人向けの情報です.それら3つのボタンは,1回(奇数回)押すと,対応するメッセージが現れ,もう1回(偶数回)押すと,消えます.またいずれも,計時の際には見えなくなります.

zjs取扱説明書(基本操作) - わさっき

「ショートカットキー」のボタンを押して表示されるのは,次の情報です.

一つ一つ解説します.

  • 5またはZまたはスペース:停止中なら計時を開始または再開し,計時中なら停止します.マウスで「開始」「停止」「再開」のボタンを押すのと同じ効果です.
  • 「0またはXまたはEsc」を停止中に2回:時間表示をリセットします.マウスで「リセット」のボタンを押すのと同じ効果です.計時中に押しても,何も起こりません.2回は1秒以内に押す必要があります*1
  • Aを2回:ベル1(デフォルトではchime1.wav)が鳴ります.マウスで「ベル1」のボタンを押すのと同じ効果です.停止中・計時中のどちらでも有効です.2回は1秒以内に押す必要があります.
  • Sを2回:ベル2(デフォルトではchime2.wav)が鳴ります.マウスで「ベル2」のボタンを押すのと同じ効果です.停止中・計時中のどちらでも有効です.2回は1秒以内に押す必要があります.
  • Dを2回:ベル3(デフォルトではchime3.wav)が鳴ります.マウスで「ベル3」のボタンを押すのと同じ効果です.停止中・計時中のどちらでも有効です.2回は1秒以内に押す必要があります.
  • 1またはN:何分何秒の文字を小さくします.キーボード操作だけの機能です.停止中・計時中のどちらでも有効です.
  • 3またはM:何分何秒の文字を大きくします.キーボード操作だけの機能です.停止中・計時中のどちらでも有効です.
  • 7またはK:キーボードによる操作方法の説明が表示されます.すでに表示されていたら,非表示になります.マウスで「ショートカットキー」のボタンを押すのと同じ効果です.計時中に押しても,何も起こりません.
  • 8またはP:zjs取扱説明書(表示時間の切り替え) - わさっきで書いた,表示時間の切り替えが行われます.マウスで「時間表示の切替」のボタンを押すのと同じ効果です.停止中・計時中のどちらでも有効です.
  • 9またはH:いわゆるREADMEの説明が表示されます.すでに表示されていたら,非表示になります.マウスで「はじめにお読みください」のボタンを押すのと同じ効果です.計時中に押しても,何も起こりません.
  • G:砂時計モードを変更します.キーボード操作だけの機能です.停止中・計時中のどちらでも有効です.モードは次の通りです.
    • モード0:砂時計表示をせず,背景は常に黒です.これが初期状態です.Gを押すと,モード1になります.
    • モード1:計時の際に,砂時計表示を行います.具体的には,発表時間であれば濃い青,質疑時間であれば濃い赤の色が,積まれていくかのように,下から上へ充填されていきます.停止時には,背景は黒になります.Gを押すと,モード2になります.
    • モード2:モード1で説明したように砂時計表示を行います.停止時にも,その砂時計表示が保持されます.Gを押すと,モード0になります.
  • 2またはピリオド:発表開始からの経過時間を記録したり,あとで参照できたりします.発表練習を支援するためのものです.計時中か停止中かで,効果が変わります.
    • 計時中では,発表開始からの経過時間を内部に記録します.タイトルバーに,このキーを押した回数が表示されますが,それ以外に目に見える変化はありません.キーボード操作だけの機能です.
    • 停止中では,いわゆるログが表示されます.ここで,先ほどの記録した経過時間が表示されます.「[2] 3秒629 (+1秒843)」とあれば,これは2回目の記録操作で,発表開始から3.629秒が経過しており,直前の記録操作から1.843秒が経過しているという意味です.ログがすでに表示されているときにこのキーを押せば,非表示になります.マウスで「ログ」のボタンを押すのと同じ効果です.

数字のショートカットキーが多いのは,テンキー操作を可能とするためです*2.そうすると,フォームで時間(分秒)を設定するときは大丈夫なのかと疑問に思われる人がいるかもしれませんが,数値入力時,すなわちマウスやTabキーなどで,フォーム入力のところをフォーカスしているときには,上記のショートカットキーは働かないようにしています.

*1:「0それからX」といった押し方も有効です.変なの.

*2:砂時計モードは実験的要素が強いので,数字の割り当てはしていません.