科学研究費補助金の略称として,これまで「科研」と「科研費」を特に区別することなく使ってきましたが,思うことあって,以下のとおり使い分けることにしました.
- 研究費が実際に交付されていない段階のものについて,略記するときは「科研」とします.こうすることで,研究費が出ていない,すなわち「費がない」状態の話と認識できます.
- 研究費が実際に交付されたものについて,略記するときは「科研費」とします.こうすることで,研究費が出ている,すなわち「費がある」状態の話と認識できます.
もちろん固有名詞やよく知られた名称は,その限りではありません.科研費マクロ,科研費LaTeXの「費」は,いずれも落とすわけにはいきません.
この使い分け,実は今日からではありません.2010-11-18 - わさっきからです.出現箇所をKWIC風に:
…は,謝辞で科研費の課題番号… …すが,私は科研の申請書に当… 科研申請に限定す… …そうです.科研の審査経験は… …だったら,科研費LaTeXの作…
いかがでしょうか.