状況を図にする - わさっきhb

1. 《問い》

2. 《問い》よりも素直な問題

3. 配り方その1

4. 配り方その2（トランプ配り）

考察

各スライドの最終状態は同じですが，PowerPointだけではなく手書きでも問題文を図にすることを念頭に置き，問題文からどんな中間状況が考えられる（鉛筆を止めて状況を確認できる）かをもとに，画像にしました．5枚の皿・3個のりんごなら，りんごを全部描いて，極端な話，乗算なしで15個と答えが出ますが，N枚の皿・M個のりんごに拡張するのなら，最終状態の一つ前まで描けば*1，乗算の式を立てて全体の個数が求められます．
トランプ配りだけ，6コマと，他より1コマ多くなっています．というのも，「トランプ配りの1回分」を表現する，３／６のシーンがあるからです．そしてそのシーンについて，問題文に，対応する記述が見当たりません．
大人が子どもに教えるため，問題文を見て状況を図にするのなら，トランプ配りは周到な準備の上で行わなければならない，と言えるのではないでしょうか．