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切替え〜るで「ながら」作業

明日明後日と,じんもんこんです.私自身は発表せず,学生がします.昨夕,発表練習をして,質問対策もあれこれ考えました.
とはいうものの,年末進行ということもあって,仕事道具を持って行かないといけません.それで,新規に購入したノートPCに手入れをしたいのですが,手入れにかかりっきりになれるほど,時間の余裕はありません.インストール中なんかの待ち時間には,メールの読み書きをしたいし,授業やレポート課題の準備をしたいし,論文を書き進めたいのです.
普段使っているWindowsのPCから,手入れしたいノートPCの画面を見たり,各種操作ができるといいんだけど…あ,そんなのがUSB接続でできる機器を昔,購入していました.がらくた箱を探して,ほどなく,見つかりました.

残念ながらAmazonでは入手不可とのこと.もう少し調べてみますか.
製品情報:

製品紹介・使用レポート:

過去に取り上げている:

Win-Winの関係なら,「切替え〜る」が便利です.
(略)
これをハックして,LOCAL側がLinuxで使えると,いいのですけどね.

Macは遠くなりにけり - わさっき

おかげさんで,スムーズに「ながら」作業ができました.
以下,使用時に気づいた注意点を挙げておきます.
なお,以下の「アプリケーション」とは,切替え〜るを差し込み,UMPC2RUL Local.exeを実行したときに(リモート側もUMPC2RUL Remote.exeの実行が必要ですが),ローカル側に出るウィンドウを指します.要はローカル側からリモート側を制御するためのアプリケーションのことです.

Windows 7対応? 64bit対応?

Windows 7で使用可能です.
64bit,32bitどちらもOKです.「CG-UMPC2RUL」製品仕様 | コレガに書かれています.
ローカル64bit,リモート32bitでも使えました.

セキュリティ関係は?

リモート側のユーザはもちろん,管理者権限を持っています.ネットワークはローカルとリモートで別々です.ウイルス対策はあらかじめ行っています.
さて,リモート側で,各種インストールをしたいとき,デフォルトの設定では,管理者権限関連で不具合が生じ,アプリケーションが落ちることがよくありました.
対策として,Windows 7だと「コントロール パネル>アクション センター>セキュリティ>UAC レベルの選択」の順に選べば,ポップアップが出ます.上下方向で選択できるところは,最も下の「通知しない」として,OKのボタンを押します.
再起動は不要で,これでアプリケーションが落ちなくなりました.

日本語入力は?

日本語入力も,一応できます.
ただし切替えのために,[半角/全角]のキーを押すのはうまくいきません.ローカル側に取られてしまいます.
少々手間はかかりますが,マウス操作で切り替えられます.MS-IMEなら,マウスで,(アプリケーション画面内の)言語バーの「A」のところをクリックして「ひらがな(H)」を選べば日本語が入力でき,「半角英数(P)」を選べば日本語入力でなくなります.
NTEmacsなどでは,C-\で切り替えて,日本語入力ができました.しかしときどき,反応しないことがあります.そんなとき,M-x toggle-input-methodを1回だけすれば,あとはC-\が効くようになりました.

仮想PCは?

リモートに,VMware PlayerとVine Linuxを入れてみました.
ゲストOSのインストールは,アプリケーション越しというのはちょっと無理のようで,リモートのノートPCの前に座って作業しました.
インストールを終えてゲストOSを起動後,VMware Toolsを入れるまでは,切替え〜るとゲストOS内とで,マウスカーソルの位置が合っておらず,クリックに苦慮しました.VMware Toolsを入れて再起動したら,この不具合は解消しました.

余談:オートレイズ

切替え〜ると直接関係ないのですが,「コントロール パネル>コンピューターの簡単操作センター>マウスを使いやすくします」のあと「マウス ポインターをウィンドウ上に合わせたときにウィンドウを選択します(W)」にチェックして,OKボタンを押すと,ぴたすちおのオートレイズ機能に相当するものが使えます.
しかしこの方法では,ウィンドウがアクティブになるまでの時間は設定できません.体感で0.5秒くらいでしょうか.
そんな中,12月8日付で,ぴたすちおの64bit版が出ています.

さっそくダウンロードしてみましたが,残念ながら使えませんでした.安定するまで,待ちたいと思います.