わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

Re: 7つの角の和

塾で,生徒の席(長机だったなあ)に座って,問題を解く側から,先生用の座席に替わって,生徒が問題に取り組む姿を見る側になって1か月くらいしたときのこと,塾長が部屋に入ってきまして,生徒も先生も解いてくれと,紙を持ってきました.
(図:略)
この「とんがっている」7箇所の角の和を求めなさいというものです.

型・形

ここにコメントがつくとは,予想していませんでした.
本日のエントリを書くことになったのは,それらコメントを読むより前のことです.昨日の昼休み,学生室を訪れたとき,机の上に,この図形と「先生の日記に面白い問題がありました」という文が書かれた紙がありました.解を打ち出しているのもありました.
ンなんですが,自分の覚えている補助線,そして解法とは,違っていました.しゃくなので自室に戻り,鉛筆で図を描いて検討…あっけなく,見つかりました.



四角形の内角の和と三角形の内角の和になり,540°です.
色分けしたので説明しやすいのですが,黒の線を構成要素に含む辺として持つ2つの三角形について,対頂角が等しいので,残りの角の和は等しい,なので,緑の三角形に入れなかった分の角(の和)が,赤の四角形で不足している角(の和)に移っているという次第です.
星形の同様の角の和だと,補助線は1本で解けます.一般化して,角の数が2n+1になると,このやり方ではちょっと無理っぽくて,コメントに書いていただいた方法なら大丈夫そうです.