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かけ算には順序があるのか

来月(5月)下旬,岩波書店の「科学ライブラリー」の1冊として,
『かけ算には順序があるのか』を出します。
(略)
 第1章が「4×6と6×4は違うのか」で,小学校のかけ算教育の問題点と歴史をフォロウしました。
 第2章が「九九が来た道」で,九九,四千年の歴史をたどりました。
 第3章が「なぜ2時から5時までは3時間で,2日から5日までは4日間なのか」で,分離量の数え方,連続量の計り方について書きました。

岩波書店から本を出します | メタメタの日

略したのはURLでして,

いま小学校の算数で「6人に4個ずつミカンを配ると,ミカンは何個必要ですか」という問題に,6×4=24という式を書くとバツにされる.かける順序は本来どちらでもよいはず.算数教育にまつわる問題点をよくよく考えてみると,かけ算や数の数え方には,意外にも深いものを秘め,思いがけない広がりがあることがわかる.

岩波書店

楽しみです.出たら即買いです.数学教育協議会関係者や田中博史氏の活動・著書を,どのように位置付けているかが,気になります.
追記:http://d.hatena.ne.jp/takehikom/20110426/1303759609に,この本の情報を加えました.