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中だるみ,その対処法

さて,締切・期限があるものについてどう対処するかについてお話ししたあと,次に考えたいのは,締切までそこそこ日数があるときに,毎日毎日それのために,行動できるのか,ということです.
私の話をしましょうか.ふだん,個室におりまして,授業準備だの資料作成だの,メールで依頼だの,いろいろなタスクに追われている私ですが,「これをしないといけないのに,手が動かない」というときが,よくあります.
「書けない病」と呼んでいます.メール書けない病,書類書けない病,論文書けない病,なんて具合に.
そのほかに,急激な「眠気」を催すときがあります.たいてい,行きのバスでは座って眠っているのですが,それじゃ足りないんですね,昼寝したくなります.授業中やゼミ中ではまず起こりません.
部屋で一人でいると,切羽詰まった状況でもない限り,1日1回は眠気が襲ってきます.そういうときは素直に寝ます.目覚まし時計をセットして.
と,ここまでの,不測に見えるけれど言葉にすると,予測可能な事態について,対策を言うことにします.
大小さまざまな期限に追われている場合,「今日,絶対することはこれ」と決めて,それに集中して実行することが一番だと思います.
もちろんそのためには,タスクの管理…「スケジュール管理」や「ToDo」も,同じことです…が大事ですし,すべきことが,どれくらいの時間,誤差つきでですが,できるかの見積りも,欠かせません.
数日後に控えた大きな仕事の締切なら,そこですべきことを小さなタスクに分割して,そのうち,これとこれは今日やってしまおう,なんて行動が,とれるようになりたいものです.
あとは,「いつもと同じ」だから行動が単調になるのであって,意図的に「いつもと同じにしない」という手も,考えられます.
リズムを変えてみるのです.早く帰宅するだとか,遅く帰るだとか.いつもは音楽を聴きながら仕事をしているけど,音をなくして静かにしてみるだとか.
こういうイメージを持ってみるのも,いいかもしれません.楽器の「弦」です.両端が固定されてて,弦を軽くはじくと,音が鳴り,弦が波の形になりますね.あのイメージです.物理的には,固定端反射というそうです.
片一方の端は,締切もしくは実施日が決まっている行事に,取りかかりはじめたころです.もう一方の端は,もちろん,締切や行事の日もしくは時刻に対応します.はじめは,それを達成するのに必要な情報が少なく,その意味で行動が制限されています.終わりは言わずもがなです.
そうして見ると,真ん中は,どうでしょうか.とることのできる行動の選択肢が,多いわけです.これまでしてきたことの積み重ねもありますし,エンドが見えていますから,それまでに何をしないといけないかも見えています.そんな,いわば情報過多の中で,行動が求められています.
しかし,弦の運動と我々との行動に,違いもあります.
弦のほうは,意思を持っていません.物理的な制約,あるいは法則に従って,運動をしています.
それに対して我々は,次の行動を主体的に決め,複数の選択肢があればそのうちの一つまたは複数を選択して,実際に行動することになります.
といった具合に考えて,「中だるみ」をなくしていければいいのですが,なかなかそうもいかないのが日常生活というものです.

なにこれ

6月3日の研究室前期ゼミで,学生からの進捗報告の代わりに,こちらで資料を用意して「俺流ライフハック」と題し,50分ほどお話をしました.上記はその一部です.
冒頭の,「締切・期限があるものについてどう対処するか」についても,実際にその場で説明しましたが,雑記ではスケジュール管理のすすめにまとめています.
研究室生活について,上記ゼミ後に,¸¦µæ¼¼¤¬¤·¤ó¤É¤¤¤Ê¤¢¡¦¡¦¡¦¤Ã¤Æ¡¢»×¤Ã¤¿¤½¤Î»þ¤Ë | ½÷À­¶µ¼øʳƮµ­¡¡from Toyama, 研究室生活についてを知りました.また弦について書くにあたり,弦の波長, 固定端・自由端を参考にしました.