わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

大好きかき氷

  「あれ,うえの子は?」
「アイスクリームたべたい,言うて,あの建物に入ってったで.じいじと」
  「そっか.我々も,ジュースか何か…と思たら,建物の影んとこで,かき氷,やってるなあ」
「買う?」
  「安ければな.…200円ってか.買お」
「ママのも!」
ということで,青リンゴ味を一つと,イチゴ味を一つ.
  「あっと,(ベビーカーに乗ってた)あとの子,起きたんか」
  「じいっと見とるなあ.….ほら」
「パパ,ほっぺたにそんな甘いのん置いたら,アリさんがやって来るで(タオルで拭き取る)」
  「あかんか.ひんやりするかなと思たんやが」
「食べさしちゃって,ええよ」
野暮な解説:生後5か月,食事はいまだ粉ミルクですが,先日実家で,母特製のリンゴジュースお茶を,大人やうえの子が飲むのの2倍に薄めて,少量飲ませ,満足していたのでした.
  「ふむ,ほなら,ちっさくて,ほぼ氷のところを,ひとかけら…お,食た」
「暑いもんねえ,ママもあげるよ〜」
  「え,それ,大人が食う,ひとすくいやないんか.よおけやるなあ」
「とけたら,ほんのちょっとやねんから…ほら,喜んでる!」
  「たしかに,嬉しいときの表情やなあ.…おっと,建物から,うえの子や」
 「ママ〜」
「あらあ…アイス,おいしい?」
 「おいしくない!」
「どしたの?」
買ったのはジェラートのようで,しかも,うえの子の好みでなさそうです.
「かき氷,食べてみる?」
 「(ぱく.もぐもぐ…)おいしい!」
「あなた,最高の笑顔やね!」