Scene 1
「ふとしたことで,腰痛を患いましてね」
「大変ですね,それじゃ,ダンスダンスレボリューションができなくなるじゃないですか!」
「あーいや,腰痛になった晩に大阪へ行く用事があって,激しくないのなら普通にプレイできまして」
「あら」
「でも終わってから,大阪駅まで歩いたり,信号で立ち止まったりすると,もう激痛でしたけど」
Scene 2
1年ゼミの最後の課題は,「PowerPointで発表」です.ただしテーマが学生間でかぶらないよう,早い段階でテーマと発表順を決めておきます.
8人のゼミで8番目の学生は,「ダンス」をテーマに,発表してくれました.んで終わってから,それまでの学生と同じように,何か簡単な質問をすることにしまして…
「いくつか小さな質問をさせてくだだい」
「はい」
「チアリーディングは,ダンスに含まれますか?」
「えっと…はい,含まれます」
「では,盆踊りは,ダンスに含まれますか?」
「はい」
「それでは…ダンスダンスレボリューションはダンスに含まれますか?」
「それは…あれはテレビゲームだと思います」
Scene 2の補足
某所で話したところウケがよかったので,文字にしました.
家の食卓では,盆踊りのやりとりまでで終わらせました.そうすると妻が「そうよ」と言って,後はいろいろしゃべってくれるのです.
ちなみに「ダンスダンスレボリューションは,ダンスに含まれますか?」は否定されるかもしれないなと思って質問しています.元ネタがあります.
新しい概念について「分かった」とみなすには...
- その定義を言えるようになる(丸暗記でok)。
- その定義を自分の言葉で言い換えられるようになる。
- その定義に当てはまる例と例外を区別できるようになる。
- その定義の例を自分で考えられるようになる。
(『インストラクショナルデザイン―教師のためのルールブック』, p.82)