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第2希望で選抜することになった今年度の3年配属

先週,3年生の研究室配属行事があり,4名の学生を受け入れることになりました.充実した研究室生活が送れるよう,サポートしていきたいと思います.
以下,来年度以降のための覚え書きです.
配属対象学生の行動は,次のとおり.

  1. 火曜日,朝は講義室で各研究室の紹介(1研究室あたり5分.例外あり)を聞きます.午後は各研究室のオープンラボに行って具体的な活動・成果を見たり,部屋の教員や先輩に質問したりして,情報を収集します.
  2. Webで,第1希望研究室を登録します.期限は水曜日の朝9時までで,それまでなら変更できます.どこの研究室に誰が希望をしているかを,知ることができます.
  3. 水曜日の朝10時から昼3時までの間で,各研究室で面接をします.希望者数が定員を超える超えないにかかわらず,実施します.
  4. 水曜日の夕方4時に,第1希望の配属結果発表がWebページでなされます.選に漏れた学生は,第2希望研究室を登録します.この期限は同じ日の夕方6時です.
  5. 木曜日の午前中に,第2希望の面接が行われ,午後にその配属結果発表です.それでも決まらなかった学生は,最終調整により,空きのある研究室に入ることになります.
  6. 金曜日に確定となり,Webページでも見ることができます.

今年度の,これまでになかった違いも,書いておきますと:

  • 助教単独では「○○研究室」とせず,「○○先生」として募集しました.
  • 個人的な話ですが,火曜日の午後は会議のため,オープンラボに立ち会えませんでした(4年生・院生の行動に感謝).また木曜日は,面接を終え採否を報告すると,すぐに帰宅して稲刈りの手伝いをしていました.

さて,自分の研究室のことを書きましょう.
今年度の枠すなわち受け入れ人数は,4でした.なお,前期の3年配属の枠は3で,1多くなったのでした.昨年度は,前期4,後期3と反対でした.
それでWebでの希望者数はというと,火曜日のいつぞやに1名入り,翌日9時まで,変化がありませんでした.2006年度に研究室として運営することになって,第1希望で充足しなかったのは初めてです.それはさておき,唯一の学生さんには,第1希望の面接として来てもらい,軽く会話をした上で,受け入れることにしました.
夕方4時から,第2希望の登録…ここで4名の応募がありました.1名は確定していて,ここで4名を受け入れられませんから,このままだと翌日,選抜をしないといけません.ちょっとこわかったのは,6時の直前に,「また選抜があるのは嫌だ」として,研究室の希望を変える学生が複数いたらどうしよう,だったのですが…杞憂に終わりました.6時になってもそのままで確定しました.
第2希望の面接の時間は,9時半からとさせてもらいました.その前に,こちらで知り得る,各学生のプロフィールを確認しておきますか.…
4名のうち1人は4回生でした.この学生は前期配属で来ていたということもあり,人となりはよく知っています.研究室の4回生2人とは,1年ゼミで同じだったということもあり,仲良くしていました.前期の情報セキュリティも,良い成績でした.
残り3人は3回生で,学生番号と氏名からは,顔が思い浮かびません.みな,学科内に2コースあるうちの「よろしいコース」*1です.情報セキュリティの成績は,2人が優,1人が可.おっとここは差のつくところ.
学生室に集合してもらい,面接は自分の部屋で個別に,しかも立って行いました.1人当たり5分程度です.こちらで事前に調べた情報を告げて確認したのち,「第1希望の研究室名,競争率,敗因分析」と「何かこちらに聞いておきたいこと」を尋ねました.
といったところで,誰を外すべきかが見えてきました.そして報告後はすぐ,帰路につきました.ちなみにこの日は,年休をとっていました.第2希望で充足していなかったら,午後の最終調整に関わるため,年休はとらないということも,考えていたのですが.
運営に関してまずかった点を書き残しておくと,「配属希望を登録したり参照したりするWebページの記載忘れ(ある教員がホワイトボードに手書きしたのを,学生は書き写した)」「最終調整の時間・場所の指定忘れ」「各段階で配属が決まった学生は何をするかの指示忘れ」「成績交付をする教員(前期配属か,今回の配属か)の混乱」がありました.来年度は,これらが起こらないようにしないといけませんね.

*1:じゃあもう一方は「あかんコース」なのかというとそうではなく,「自分なりにがんばるコース」とでも言いましょうかね.