「おはようさん.お,さきの子も,あとの子も,起きとるな.1日ぶりやな!」
「パパ,今,時間ある?」
「ん? まああるほうやが」
「ミルク,作ってくれる?」
「ああ,おっけーやで.とか言うてると,この子ら,泣き出したぞ.分かってんやろなあ」
「まあ,お腹がすいてんやね」
「ほなまあ,お子たちには(作っているのが)見えんように,背中向けて作るか…」
「なるべく早くね」
「はいはい…って,哺乳びん,すンごいきれいやな.俺の洗い方と全然ちゃうぞ.何がちゃうんや!?」
「それね,洗剤で洗ろてんねん」
「やっぱそないせなあかんか.パパが洗うときは,水とお湯だけでやってるからなあ」
「お水とお湯でええンよ」
野暮な解説:飲み会があった翌朝の出来事でした.さきの子・あとの子の風呂入れだとか,寝る前のミルクのことだとかを,家族にお任せしていたのでした.