「うえの子よ…何しとんねや?」
「ぱぱ,これ,みて!」
「んん? …ああ,ワッペンかな.アイロン当てたら,布にくっつくってやつやろ」
例えばこんなの:http://item.rakuten.co.jp/pioneer21/e88-88103/
「…」
「でやな,これをこうやって並べたら…『うえのこ』やな!」
「あたし!」
「せや.というかおそらく,3人の名前のひらがなが,1文字ずつあるんやな」
「ふたごんのも?」
「うん,こうやって並べると…ほらな」
「かっこいい!」
「そっか.あと,こんな遊びもできるぞ…『きのこ』」
「きのこ?」
「ほかには…『ここあ』」
「ここあ,だぁいすき!」
「それはよかった.ほなちょっと,ランダムに3文字,取り出してみるか…『の』,『う』,『き』.農機? 納期?」
「…」
「しもた,締切が迫ってるんやった…」
「ぱぱぁ」
「あ,なんや」
「もっとやって!」
上の会話は「うえのこ さきのこ あとのこ」が1文字ずつあるのを前提に組み立てました.もちろん実際には,3人の娘の本名で,こういう遊びをしました.あまりにも危険な3文字の言葉も出そうになりましたが,うまいこと回避しました.
並べ替えて3文字を取り出すには,シェル上で
ruby -e "x='うえのこさきのこあとのこ'.split(//u);10.times{x=x.shuffle;puts x[0,3].join}"
とすれば,10パターンが得られます.10のところを変えれば,多くも少なくもできます.最初のセミコロンの直後に「x=x+x;」を差し込めば,もう少しバリエーションが増えると思います.