「さて大学へ行くか…あれ,ママは?」
「(2階から)ごめん,すえの子に,ミルクやってんねん」
「そっか.時間もないんで,行くぞ」
「ぱぱ…」
「おう,うえの子か」
「ぱぱ,なんじにかえるの?」
「(靴を履きながら)まあ,いつもどおり6時半かな.ってお前,ママの代わりかよ!?」
「ぱぱ,ろくじね」
「いや今さっき6時半って言うたんやが」
「ぱぱ,ろくじね」
「つまりそれはさっさと帰れっちゅうこっちゃな!!」
「ぱぱ,いってらっしゃい」
「ああ,ありがとう,行ってくるね」
「ま〜たあ〜した〜!!」
「夕方また顔を合わすやないか!」