わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

雷の影響

先週金曜日(7月20日)の朝,和歌山市では雷鳴が轟いていました.

1. 授業

1時限(9:10〜10:40)に,授業をしていました.
10時半を過ぎたところで,「本日のまとめテスト」を提示し,解答をしてもらおうと思ったところで,部屋の明かりも,液晶プロジェクタのスクリーン照射も,消えてしまいました.
廊下に出てみたものの,暗い状態です.学部棟全体,いやおそらくキャンパス全体が,停電に遭ったようです.
ノートPCは,切れていません.フル充電の状態にしているのが,幸いしました.
しかし,問題文が見せられないのは,どうしようもありませんね.口頭で言うにも,ちょっと字数が多いですし…
「しょうがないですね,今日は,学生番号と氏名だけ書いて提出してもらいま…おっと,明かりがつきましたか.スクリーンも,出始めましたね.授業終了まで,まだ時間もありますので,やっぱりいつもどおり,答案を書いてくれますか」
なんだこりゃ….

2. 研究室の計算機環境

自室に戻りました.いくつかのLinuxマシンの状況を確認してみると,1台は自動で起動していました.残りは手動でスイッチを入れました.
しばらく待ってから,リモートログインを試します.1台だけ,レスポンスがありません.自分しか通信しないようにしている,開発用マシンです.モニタを見ると,起動メッセージがおかしくなっていて,ログインに至っていません.ディスクチェックで,エラーが頻発しています.特定の番号のセクタが原因のようで,9桁の数値をメモしておきました.
週明けになってから,開発用マシンのディスク修復を試みました.すでに,Ubuntu 12.04で起動できるUSBメモリを作っていたので,それを使ってブートさせてから,メニューで「disk」を打ち込み,Disk Utilityを立ち上げました.ディスクを選ぶと,セクタの不良が報告されています.またパーティションごとのデバイス名も知ることができます.
「terminal」でターミナルを立ち上げ,HDDの不良セクタ(不良ブロック)をチェックするを参考に

  • for i in 1 5 6 7; do sudo badblocks -vs -o sda$i.txt /dev/sda$i; done

を実行したところ,sda6とsda7で不良セクタが検出されました.

を実行してから,HDDのみで起動を試みると…またもエラーが出ました.そういえば,badblocksコマンドで報告された番号はいずれも,起動時に出てくる番号と異なっていました.それと,「fsck /dev/sda」といった,ディスク全体の修復は,オプションをいろいろ試したりしても,うまくいかなかったのでした.
かなり時間を取られましたが,HDDを取り替えてUbuntuを再インストールすることにしました.開発用マシンから取り出した,不良セクタの残っているHDDのほう,タイムリー GROOVY HDDをUSB SATA接続2.5/3.5/5.25"ドライブ専用 UD-505SAを使って,問題なく動いているUbuntuのマシンにつなぐと,ファイルが取得できました.今日中にでも,開発用マシンから外付けして参照させ,可能な限り,ファイルをコピーしてから,油性ペンでお役御免の印をつけておくことにします.

3. 自宅の計算機環境

金曜日のことに,話を戻します.
研究室のPCはそれでいいとして,自宅のサーバにアクセスできるでしょうか…残念ながら,通っていません.
帰宅して,状況をみると,Linuxサーバが停まっていました.これは,電源ボタンを押すだけです.
しかし,常用Windowマシンから,外に出ることができないのにも気づきました.ネットワーク不良です.ブロードバンドルータまではつながっていて,設定ページも見ることができました.
ブロードバンドルータと,ターミナルアダプタの電源を抜いて入れても,うまくいきません.
この件,ブロードバンドルータを,設定ページから再起動させることで,問題が解決しました.ターミナルアダプタやそこから外に,不具合がなかったのは,幸いでした.

4. さきの子

土曜日の朝.
  「しっかし,昨日の朝の雷は,すごかったなあ」
「大学も,雷やったん?」
  「ああそらもう,授業を一時中断せなあかんは,PCを見直さなあかんはで,仕事ンならんかったで」
「大変やったんやね…そうや,思い出した」
  「ん? なんかあったんか」
保育所やねんけどな」
  「ああ,さきの子とあとの子は,保育所で雷さんを見たってわけやな」
せやねん.怖がる子も,おったようやねんけどな」
  「さきの子・あとの子は,どないやったんやろな」
「それやねん.さきの子の,連絡帳に,書いてあったのがね…」
  「…」
「『へっちゃらでした』やで!!」
  「ふはぁ!? …へっちゃらかいな!」
「この子ら,強いで」

5. こんなところにも雷が