「なあ,さきの子のオムツを替えて,思たんやが…」
「どしたん」
「さきの子,朝と,上の服が替わってるよな」
「せやで」
「んで下は,保育所の体操のズボンや.一方やな,あとの子は,上が朝とおんなじで,ズボンが体操ズボンやないんやが」
「せやねん」
「何かあったんか?」
「さきの子はね,保育所の先生,言うてたわ,お昼ごはんの味噌汁をこぼしてんて!」
「あれれ」
「それで,あとの子は,トイレ行かせてて,ズボンを脱げてんけど,こぼしてしもたんやて」
「へえ…まあそれぞれで,保育所の先生が,ちゃあんと替えてくれたってわけか」
「せやね」
「しっかしデコボコ双子ンやなあ…」