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4姉妹のキャスティングについて

ふむう,へえ,ううん.
配役とイラストと人物名を見ても,正直なところピンときません.
なのですが,「是枝裕和監督コメント」の最初のところは,4姉妹の性格づけはそうなるのかと,思わずにはいられませんでした.

4姉妹のキャスティングについて

まず「今、誰を撮りたいか」を最優先に考えました。もちろん姉妹にみえるよう4人の相性やバランスも重視しましたが、理想的な4姉妹が出来上がったと思っています。
綾瀬さんはどちらかというと、自由な次女の役のほうが彼女のこれまでの役のイメージに近いと思うのですが、彼女の別の顔を撮りたいと思いました。4姉妹の顔合わせの際、立ち稽古をしてもらいましたが、既に彼女の中にはしっかり者の長女がいて、見事に長女の振舞をしていました。その様子を見て、「この映画は大丈夫だ」と確信しました。長澤さんは『奇跡』でちょっとだけご一緒しましたが、また是非撮りたいと思っていた女優さんです。次女の役もぴったりだと思います。綾瀬さん演じる長女と長澤さん演じる次女の姉妹喧嘩や、かけ合いが本作の基調となるリズムをつくっていくと考えています。このお二人のやり取りは、「いつまでも見ていたい」そう思わせるものがありました。
夏帆さんはマイペースな雰囲気が原作の三女に近いと思います。これまでのお芝居もずっと注目していて、コメディからシリアスな役まで、とても幅広く繊細に表現できる女優さんだと思っていました。
四女のすず役はオーディションで選んだのですが、その場にいたスタッフ満場一致で広瀬さんに決まりました。広瀬さんを見たときに「“すず”がここに居る」と思えたのです。4人での立ち稽古の際も、先輩たちを相手に動じず、新人とは思えない在り方が頼もしかった。役に入り込み太い芝居をする、将来がとても楽しみな女優さんです。
(強調は引用者)

うちの娘らと,共通しているところが多いです.あえて違いを探るなら,四女(すえの子)でしょうか.姉ら「を相手に動じず」というわけにはいかず,状況に応じて,モノを取りに行ったり,パパの手を引いたりして,本人なりに解決を図ろうします.でも,できないと理解したときに大声で泣くのは,芝居ではないにしても「太い」のかもしれません.
海街diary」は四女が異母とのこと.うちの4人は父も母も同じですが,ともあれ,来年全国ロードショーのときに,覚えていたら,観に行くとします.


4人の特徴が最も現れている親馬鹿エントリを: