わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

災害記事データベースを1年生に説明するにあたって

「1年生向けオープンラボの資料ですが,もちろんまったく新規に作る必要はありませんので,某ゼミ発表のスライドを手直しして使うのは,いいことだと思います.
それでも,どんな人が聞きに来て,あなたの説明を聞くことで何を理解してもらうかを,あらかじめよく考えておきたいところです.
『災害記事データベース』を説明するにあたっては,次の2種類の学生を想定しましょう.
一つは,『災害に無縁で大学に入学し,大学生活を送っている人』です.
あと一つは,『被災して不自由な生活を余儀なくされたものの,なんとか大学に入学し,勉学に励んでいる人』です.
そういった後輩学生が,災害記事データベースというのがあれば確かに便利だ,と思ってもらえるよう,スライドの構成を見直し,情報の追加を図ってください.
データベースという用語そのものは,他の科目(入門セミナー)を通じて知っていると思います.自分が手がけているのは,何を意図したデータベースであり,そこにどんな情報が格納されているのか,あたりは明記してくださいね」

なにこれ

先月,「防災・減災に関するWeb上の記事を対象とした分類の試み」の学会発表をしてくれた学生への事前指示です.
「1年生向けオープンラボ」は,学科内で毎年実施しているイベントです.「入門セミナー」は座学であり,持ち回りで各教員が研究の面白さなどを話すのに対して,このオープンラボは1年生が興味のある研究室を選んで訪問し,基本的には先輩学生(卒研生・大学院生)が説明することとなっています.

(リリース:2014-06-26 朝)