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平成27年度算数教科書読み比べ(1)〜教科書展示会へ

教科書展示会のことを知ったのは,以下の文書です.

文書の最下部に,「法定期間…教科書展示会を実施することを文部科学大臣が指示する期間のことです。」「平成26年度は、平成26年6月13日から7月上旬までの14日間です。」と書かれています*1
県の教育委員会も,文書を公開していました.日程や時間帯が,詳しく書かれています.

そこで,「和歌山市立教育研究所」と「和歌山県立図書館」を選び,時間を工面して訪問しました.

教育研究所は,市役所の建物からみて北西の一角,「教育文化センター」の3階にありました.教育研究所を入るとすぐに,教科書展示会のブースで,奥は事務局でした.ブースの机の上には,訪問日と訪問者分類(教員・一般など)を書く用紙,それとアンケート用紙と回収箱が置かれていました.
教科書は発行者・教科ごとに,プラスチックまたは紙製の入れ物に入っていて,参照したい教科書をそこから取り出し,読み終えたら入れて本棚に戻しました.いずれも2セットありました.平成27年度教科書と,現行の教科書の読み比べもできると,良かったのですが.
スタッフの方から「コピーが必要なら,おっしゃってくださいね」と言われたのには,びっくりしました.基本的には,大学図書館での書き取りで慣れていることもあり,手書きメモをとりまして,退室前に必要最小限のコピーを依頼しました.コピー料金はかかりませんでした.なお,「撮影禁止」の掲示もあり従いました.

県立図書館は,高松*2バス停から歩きまして,松下会館よりも向こう側に位置します.その2階の一室で,教科書展示会が行われていました.
教育研究所の展示会よりも広いスペースで,多数の机が配置されていました.教科書はケースではなく,教科(小学校算数は一つ)で並べられ,両端にブックエンドがありました.こちらは1セットだけの展示です.その代わり,検定意見による修正など,教科書見本以外の資料も,読むことができました.ここも「撮影禁止」と言われました.
こちらもこちらで,アンケートに回答しました.コピー機もあり,使用可能か聞いてみると,無料で使用可能だけれど,様式に記入してほしいとのことでした.様式や要領は,手元にないのでうろ覚えですが,100枚以内だとか,1冊から半分以上のコピーは不可といった注意事項が書かれていました.
ルールはルールであるけれど,それぞれのスタッフは柔和で,来場者の困り事にできるだけ対応しますというスタンスだったのが,印象に残っています.日ごろ,学生の報告や相談に「こうしてくれ」と厳しめのメールを返しているのを,反省する機会ともなりました.

(最終更新:2014-07-03 朝.現地写真を貼り付けました)

*1:関連:http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/tenji.htm

*2:全国的には高松は,香川県の県庁所在地として知られていますが,和歌山市に住んでいる人にとって,「高松」というと市内の特定の場所になります.町名には「西高松」「東高松」があります.