大阪南部で生まれ育った者として,身近な「山」というと,金剛山です.
某年月日に,行ってきました.妻と4人の娘を乗せて車を動かし,実家の母を河内長野駅で拾いました.
年齢・体力・時間などの理由から,ロープウェイで上がり,そこから山頂へ行きました.私は往復とも,すえの子(2歳4か月)と一緒に歩きました.すれちがう人には挨拶をしました.
さて上の写真は,もう少しで山頂というところで撮りました.「大変お疲れ様」は,Webで検索したところ,登山者にはよく知られた案内板のようです.
すえの子は,空バット*1を持っています.何かというと,実家の母がスイカ割りをしようということで,持参したのです.ちなみにこの記事の内容は別のところでリリース済でして,さっそく,「なぜ山頂でスイカ割り?」という,きわめて真っ当なコメントがつきました.
簡単にいうと,母の希望,なのですが,実現にあたって空バットのほかに,小玉スイカを用意し,堺の実家から河内長野の駅まで持ってきたわけです.叩いた後には,包丁を取り出して,みんなで食べられるよう切り分けてくれました.準備のよさというか,これをしたいという情熱と,山頂まで持ってくる意欲・体力には,またも頭が下がる思いでした*2.
スイカ割りは,国見城跡の山頂広場で行いました.好奇心旺盛な,あとの子に,母が手ぬぐいで目隠しをし,私も手伝って,軽く3回,ぐるぐるぐるっと回ったところで,あとの子は,前が見えないのが不安だからか,手ぬぐいを外しました.さきの子は,母が手ぬぐいを目に当てられたところで,拒否しました.すえの子も同様です.
うえの子がスイカ割りをやってくれました.1回目は失敗.2回目で小玉スイカにクリーンヒット! …なのですが割れませんでした.
とんぼ取りやらして,そろそろ帰ろうかというときに,山の天気が急変し,豪雨に襲われました.20分ほど,軒を借りたあと,意を決してロープウェイまで戻りました.その大部分ですえの子をだっこしたので,彼女との結束が少しは強くなったかもしれません.