わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

検索から,探索へ

修正前

修正後

なにこれ

11月23日,大学祭の日曜日に,「公開体験学習会」を開催します.2年連続で出展します.
展示テーマは去年と同じ「検索の達人を目指せ!」です.先週,パンフレット掲載用原稿の締切がありました.私は3学科の出展取りまとめ担当でして,原稿が送られてきたらその都度,受領確認メールを送っていきながら,自分も作っていかなきゃ,何か新しいことをつけ加えられないかなと,ファイルを見直したところ,去年の展示に使ったツリーで検索がよさそうに思えました.そこで,コンピュータが行っている検索とは,どんなものかの例として,修正前の絵を,原稿のWordファイルに貼りつけました.
推敲の最終段階で,キャプションとしてつけた「検索」の言葉が気になってきました.
というのも,これは二分探索の絵です.実際,「なら」を根として,どの節点も,それより左は節点よりも五十音順で前,右は後となるようにあらかじめ配置しておくことで,二分探索木を構成しています.探索にあたっては,「しが」は「なら」より前(左),「しが」は「きょうと」より後(右)という,比較と移動を経て,「しが」にたどり着きます.「ふくい」のように,その二分探索木に存在しないラベルについても,ないことを(ある場合と変わらないステップ数で)確認できます.
「検索」と「探索」をGoogleにかけてみると,いろいろ見つかります.上位に出て,読んでなるほどと思ったのは:

goo辞書の検索探索,それとwikipedia:検索wikipedia:探索も読み比べまして,修正後のとおり「探索」に変更しました.