居間で寝っ転がって,新聞やら,子らが散らかした本やらを読んでいると,パンフレットが目につきました.
情報誌「まみたん」の和歌山版です.*1
裏表紙には,1から10までの数と,可愛らしい絵が載っていました.
*2
背中に,すえの子が乗っかかってきました.数を言えるかな…
「ええとこに来た.パパのあとについて,言うてみよか.いち!」
「いち!」
「にい!」
「にい!」
「さん! しい! ごお!」
「おいおい,あとの子が乱入かよ」
「ろく! しち! はち!」
「(へえ,『よん』やなくて『し(い)』,『なな』やなくて『しち』かいな)」
「きゅう!」
「(そこは『く』やなくて『きゅう』になるんや)」
「じゅう!!」
「はい,あとの子よ,よお言えたな」
「できた!」
「よっしゃ,ほんならやな…(3以外を隠して)これ,いくつ?」
「さん!」
「さん!! さん!!」
「繰り返さんでええで.(全部見えるようにして)この中でやな…」
「…」
「…」
「桃は,いくつありますか?」
「….なな!!」
「よお言えた! 確かに七つやな.もう1問,しよか」
「…」
「タコの,足は,何本ですか?」
「よん!!」
「え? ちゃうぞ.パパは,タコの足の数を聞いてんねん」
「…」
「よお見てみな.7本かな,8本かな?」
「….はち!!」
「ふうむ,ほな,1本1本,数えてみるか」
「お前の指を使こてやな,いち,にい,さん,しい,ごお,ろく,しち,あともう1本やな,はち.そのとおり,タコの足は,8本でした」
「やったあ」
昔のタコ*3:
タコガ,八ヒキデ ヲドッテ ヰマス。アシハ ミンナデ 何本アルデセウ。