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SSL/TLS見直し

先週金曜日の講義(情報セキュリティ)では,インターネットで広く利用されている暗号化ソフトウェアとして,SSL/TLSSSHを取り上げました.
SSLのほうは,昨年の授業の内容からいくつか変更を入れました.wikipedia:Secure_Sockets_Layerにアクセスしてもwikipedia:Transport_Layer_Securityに転送されるのを書き足しました.SSLのバージョン,TLSのバージョンで,1枚ずつスライドを追加し,SSLへの脅威に関しては,POODLE攻撃という名称と,パディングオラクル攻撃の概略,そして「オラクル」とは何かで,1枚のスライドを新設しました.
そのほか,修正としては地味ですが,大学内のサーバに関する公開鍵証明書の発行サービス(University Public Key Infrastructure; UPKI)が変わったのも,つけ加えました.

今年1月からとのこと.変更の経緯やスケジュールについては,以下のページでまとめられています.

新たなサービスでは,有料になっています*1.無料では,やっていけないんだ,ドメインごと,ホストごとに維持料・発行手数料がかかるのか…
と思いながら,この記事を作るために読み直したところ,証明書1枚あたりの料金というのは,発生しないのですか(https://certs.nii.ac.jp/faq/Q3/#_636).

(リリース:2015-06-13 早朝)