金曜日,気象警報発令のため授業はないものの出勤し,午後にあった会議を終え,部屋に戻ろうとすると,ラミネート加工された掲示に気づきました.
日曜日の,オープンキャンパスのフロア案内です.
じっと見て,あ,これはまずいと判断しました.その地図に描かれた「現在地」と展示会場の位置関係をもとに,左に行ってしまうと,展示会場から遠ざかってしまうのです.
掲示を,廊下の壁の反対側に貼り替えることにしました.研究紹介パネルの搬入に合わせて,テープとテープ剥がしをポケットに入れました.
しかし単純に貼り直すのでは,目立ちません.
エレベータで来た人の支援をできないかと考え,角の柱から,少しはみ出る形で,貼り付けてみました.
エレベータを降りたところからは,以下のように見えます.
この貼り方は,本に挟む「しおり」にヒントを得ました.しおりを,本の中に完全に入れて挟むと,本が分厚くしおりが薄いときには,どこに挟んだかを探すのに苦労します.ですがしおりの1〜2mmだけでも,本から上にはみ出して,挟んでおけば,どこだったかは本を上から見れば一発です.
台風一過のオープンキャンパス,盛況でありますように.