わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

熱いの,冷たいのを食べよう

熱いの

三連休の初日…時計を見るともう11時.お昼ごはんの時間です.
妻はお好み焼きを作って食べてねと言い,さきの子・あとの子・すえの子とともに外出していました.
なので(妻の)父と母,自分,うえの子の4人分だけを作ればよいのですが…
いつも自分は焼くのが担当で,生地は妻が用意してくれていました.その作業を自分がするとなると,分量も濃さも,見当がつきません.
ともあれ,案じるより産むが易し,ちょっと違うか,材料を準備していきました.ボウルがわりの鍋に,メリケン粉に,豚肉に,キャベツに…
うえの子が暇そうにしていたので,キャベツを切ってもらいました*1.キッチンはこの子にとってやや高いため,食卓に,包丁,まな板,食材を運びました.
左手は「猫さんの手」だよとアドバイスし,はじめはよく見て声をかけ,そのうちうえの子に背を向けて自分の作業をしました.
思い出したように手をきれいにし,スマートフォンを取り出して1枚.

そうこうして焼き上がりました.チーズを乗せるのが,うえの子の楽しみの1つだったので,やってもらいました.
ソースをかけながらうえの子に,お庭仕事をしているおじいちゃん,おばあちゃんを呼んでくれるかと頼み,かつお節を撒いていると,うえの子は,ママと妹たちを玄関に引き入れていました.
「おかえり,もうお昼ごはんは食べて来たんよな?」と尋ねるも,さきの子がこちらに近づき,エサを欲しがるひな鳥のように,口を広げました.
しょうがないので一口だけ.
すえの子も,同じしぐさをするので,箸でつまむと,あとの子が割り込んできました.
この子たちの食い意地にはかないません.熱いからふうふうせえよと言いながら,あとの子,すえの子の順に,一口分ずつあげました.
うえの子はテーブルの反対側から冷静にながめ,自分の分を食べていました.

冷たいの

時計を見ると5時過ぎ.夕食には1時間ほど,余裕があります.
「パパは気楽に散歩に出かけたいんやが,一緒に行く子はおるか?」と声をかけてみると,いつもは4人が反応するところ,行く行くと動き出したのは,うえの子とすえの子の2人でした.居間を覗くと,さきの子とすえの子はテレビに夢中でした.
じゃあ3人でいいかな…靴を履こうとすると,おばあちゃんが「アイス,食べへん?」と対案を提示.
ほしがったのは,さきの子・あとの子・すえの子でした.
うえの子と2人で,玄関の戸を閉めました.「パパ,今日は自転車にのりたい」と言い出したので,それもいいねえと自転車置き場へ行き,うえの子専用と,自分の乗りやすいのを出したところで…
笑顔のおばあちゃんと,あずきバーを持って泣き顔のすえの子が,家から出てきました.この子も連れてっちゃってくれるか,と.
大人用自転車は,2人乗りのできるタイプに交換です.
改めて出発…おじいちゃんとおばあちゃんが細かく手入れをしている,田んぼや梅畑を見て回りました.
止まって,自分の後ろのすえの子は大丈夫かと目をやると,あずきバーが夕焼けのせいで,溶けているのに気づきました.
こんなときに限って,タオルがありません.
大急ぎで家に帰り,すえの子を託しました.
もう少し外にいたいといううえの子,見たいテレビ番組が終わったというさきの子,あとの子とともに,ふだん行かない公園まで歩き,帰りに自販機で飲み物を買いました.

(最終更新:2015-07-22 早朝)

*1:うえの子は,父親のふんわりとした要望を理解し,それに合わせてくれる子でもあります.四姉妹の年長であることは,この行動と関係なさそうにも思っています.