Ubuntu・bashの便利技

• 学科の1年生に贈る、Ubuntu・bashの便利技 - Togetter

主要なところ

• コマンド入力中にカーソルを左右に移動させて編集できる
• 上矢印で履歴をたどれる
• historyコマンドや「!」から始まるコマンドが便利
• ワイルドカードで効率良くファイル指定
• 「コマンド1;コマンド2」は順次，「コマンド1 && コマンド2」「コマンド1 || コマンド2」は条件付き
• Tab補完も使おう
• カットはC-kとC-u，貼り付けはC-y

まとめた後に思い出した，追加便利技

• Ctrl+Lで画面消去（コマンドラインが最上段に）
• 「echo コマンド」で実行コマンド確認，そのあと「^echo^」で本番実行
• マウス操作でコピーした文字列（Firefoxなども可）は，Shift+Insertで貼り付け

過去記事

• CUIスキル向上
• 続・CUIスキル向上
• mintty+screenで巡回

ツイートの中で挙げたページ

• .:: ice2o: Bash Shortcuts - Quick Reference::.

表を見ると，Ctrl-uは"Delete from the cursor to the beginning of the line."（カーソルからコマンドラインの始まりまでをカットする），Ctrl-kは"Delete from the cursor to the end of the line."（カーソルからコマンドラインの終わりまでをカットする）．と，2つの機能が対比する書き方になっています．それに対し，自分のツイートは「Ctrk+Kで、カーソルから末尾までをカットする」「Ctrl+Uで、先頭からカーソルの1つ前までをカットする」と，やや不ぞろいな書き方でした．
これは，学生向けに，「文字が点滅しているところ」をカーソルの位置としていたからです．
そうではなく「文字が点滅しているところの左端（一つ前の文字との境界）」にカーソルがある，と認識すれば，英文の書き方が理にかなっていますし，Emacsのリージョンを理解するのにも有用な知識となります．