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TOEICの出題形式が変更

自分のところの大学院の入試では,今年から,入試において英語の筆記試験は課さず,かわりに,TOEICまたはTOEFLのスコアを使用しています.お知らせに書いてあるとおり,TOEIC公開テストでも,TOEIC団体特別受験制度(IPテスト)でも,よいとなっています.
TOEICのサイトの案内を読み直すと,「変更された出題形式は、2016年5月に韓国と日本で実施されるTOEIC公開テストから導入される予定です」「団体特別受験制度(IP:Institutional Program、以下IPテスト)は、2017年度以降の導入を予定しています」とありました.
来年の当研究科受験を考えている学生には,受験料が比較的安く,これまでの参考書や問題集で準備ができる,IPテストのほうを勧めざるを得ませんが,継続して受験することで英語の能力を確認し向上させたり,就職活動で提出したりすることを考慮すると,この出題形式の変更については,知っておいてほしいものです.
かく言う私は,TOEICを受験したことがありません.新形式の問題のうち,リーディングセクションをざっと解いてみましたが,語彙*1や話の流れから瞬時に選べるものもあれば,判断に少し迷うものもありました.こういうのを短時間で読み,解くのかと,学ぶ機会となりました.

*1:http://d.hatena.ne.jp/takehikom/20100609/1276030733より:センター試験の英語の対策をしていると,「語彙を増やす」だけでなく,「言い換え方法を知る」ことができます.どちらも,英語に限らない,人間同士のコミュニケーションをするために不可欠な要素です.語彙が多ければそれをベースに会話が効率良く行えます.「打てば響く」です.そして,人間関係を強くすることにもつながります.言い換えの技術は,ある物事を,知っている人から知らない人へ説明するときに,威力を発揮します.