昨日は父の日でした.子らはいろいろやってくれたのですが,本日はそれを紹介するかわりに,子ども4人の反応をもとに,「笑いのツボ」がどこにあるのかを,振り返ってみることにします.
パパのボケに対して一番よく笑ってくれるのは,小2のうえの子です.一番上ですので語彙が豊富なのに加えて,ここでパパがボケるというのを察してくれるところがあります.
さきの子は,擬音語・擬態語で笑ってくれることが多いです.
たとえば「さっきな,すえの子がブロックで,おもちゃのライフルをつくっててな…」までを淡々としゃべり,「それを手に抱えてゴガガガガってやっててんで」を勢いよく言うと,うえの子もさきの子も,笑いだします.
それに対して,あとの子と,年少(すでに4歳)のすえの子は,パパのボケに対してあまり笑ってくれません.観察していると,どうやら,ボケには一応,理解を示した上で,ツッコミを狙っているところがあります.
あとの子は,以前は「ちゃうわ!」,また最近では覚えてきた英語で「ノー,ユアノッ! (No, you're not!)」と言ったりします.どちらもけっこう激しい口調です.
すえの子は,ひと呼吸を置いてから,大声ではないけれど,こちらに伝わる声量で,「ちゃうわ」と言うか,またはその場にあったツッコミをします.
と,このように,四者四様だったのですが,前の週末に少し,認識が変わりました.自宅で,お好み焼きをつくったときのことです.妻が人数分の生地をこしらえ,ホットプレートを用意して生地や食材を乗せ,2度,ひっくり返しました.
仕上げにお好み焼きソースを,冷蔵庫から取り出し,ここでひらめいて,子どもたちにそれを見せながら,ドラえもんの秘密道具を言うように「お好み焼きソースぅ」とボケてみると,テーブルについていた4人の中で一番よく反応したのは,すえの子でした.
30分くらいして,すえの子と目を合わせたときに,この子のほうから「おこのみやきそおすぅ」を3度くらい言っていまして,こういうところにも笑いのツボがあるのかと,思ったのでした.
過去の記事より,子らの反応(ボケに限らず)を: