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PocketScanでリンゴとビーバーをスキャン

以前にどこかのページを見て,PocketScanというスキャナを購入していました.

製品詳細や使い方については,以下をご覧ください.

さて自分が購入した分ですが,開梱を忘れて,もう少しのところでゴミ箱行きになるところでした.取り出して充電し,使い方をざっと眺めて,スキャンデータを取り入れるPCまたは端末が必要なのに気づき,Androidでディスプレイサイズが大きめのものに,アプリ*1をインストールしました.
ひと晩たって充電も完了し,Bluetoothのペアリングを済ませて,テーブルの上に本を置いてスキャン…ですが,はじめは思うようにいきません.製品紹介の動画のように操作をしても,ちょっとしたブレで,すぐにノイズが乗ってしまいます.
失敗をしながら少しずつ,コツをつかんでいきました.ノイズが乗っても,スキャンを上書きすればいいのです.ただし,本(や書類)を動かしてしまったら,ブレが大きくなり,スキャンをやり直すほうがいいでしょう.1つの大きな図が,いくつかの小さな図で構成されているなら,小さな図ごとにスキャンするほうが,失敗しにくくなります.そして最後に,電子化したい箇所の周囲までスキャンしておき,その外側のところで,Sボタンを押してスキャンを止めることも,ノイズを減らすのにつながります.
スキャン結果です.3×2=6個が×で2×3=6個が○なのは,なぜ?で取り上げた,『一番使える 〔小学算数〕わが子の「なぜ?」にスッキリ答えられる本』p.23のイラストは,次のとおりです.

スキャン画像をWindowsのPCに転送してから,領域を選択し,さらに簡単なノイズ除去を行っています.ノイズ前は,リンクのみにします:
ジャケット左下の箇所は,こうなりました.ちなみにこれはノイズ除去をしていません.このあたりは操作慣れのほか,紙質にも影響しそうです.

また別の本をスキャンしてみました.まずは結果から.

出典は『[isbn:9784181710330:title]』のp.142で「1あたり量をインパクトのあるものに」と題したコラム((「1あたり量」という表記を使っているのは,全体をざっと見たところこのページのみで,本文のp.85やp.99では「1つ分の数」と書かれています.))に入っていた絵です.2年の国語で「ビーバーの大仕事」という説明文を学び,算数の授業でその動画を見せたあとに,「ビーバーが3頭います。尾の数は全部でいくつでしょうか。式と答えを書きましょう」と出題しています.

ここで「3×1」という答えだと,先生は「こんなビーバーになります」と言い,1頭に3つのしっぽのある,上の絵を差し出しまして,子どもたちは大爆笑という展開になっています.
asahi.com(朝日新聞社):2×8ならタコ2本足 - 花まる先生公開授業 - 教育と同系統,と書いたほうが分かりやすかったでしょうか.なお,画像のうち,しっぽにノイズのようなのが見えるのは原文ママです.

(リリース:2016-07-03 昼)