わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

BYOD時代のソフトウェア管理術〜日本語入力とセキュリティ対策も忘れずに

ソフトウェア,その中でも応用ソフトウェア(アプリケーション,略してアプリとも)には,さまざまなジャンルがあります…から始まる文章は,昨年,ないものを答えるとしてリリースしていました.
今年度は,スライドの記載内容を少し変更しました.「メーラ」は,学内ではWebサービスを利用するので,取り除きました.かわりに「日本語入力」を項目に入れました.
といっても,授業中に日本語入力に関するソフトウェアを,インストールさせたわけではありません.Windows 10日本語版なら,最初からMicrosoft IMEが使えるわけです.
ですがGoogle 日本語入力というソフトウェアもあります.有償ならATOKも選択肢になります.いずれも,頻繁にアップデートをしている,日本語入力のソフトウェアです.
授業が終わってから,スライドを見直して,「セキュリティソフトウェア」を入れていなかったことに気づきました.とはいえ,ソフトウェア管理の授業でしたので,出所の怪しいソフトウェアをインストールしたり,最新版が出ているのに更新を怠ったりしていると,ウイルスなどを周囲に送ってしまう危険性があることは,伝えています.単純に,「セキュリティソフトウェア」に分類されるソフトウェアがあることを,抜かしていたのでした.
受講者向けに,ここで手短に書いておきます.Windows 10のセキュリティ対策としては,デフォルトでインストールされているWindows Defenderがまず基本で(例えば,Windows 10 は Defender だけで十分なのか?標準搭載のウイルス対策ソフト | Tanweb.net),あとは,性能と費用とのバランスをとるとともに,ネットの評判も加味して,自己判断で有料または無料のソフトウェアをインストールしましょう.どれがお勧め・何は入れるなというのは,挙げにくいのですが,Cygwin使いはアバストを選ぶべきでないことを,2つの環境でトラブルを引き起こした経験を踏まえ,ここに記しておきます.
授業中の課題として,「本日実施したことを,テキストファイルに書いて提出しなさい」と指示しました.ファイル名も指定していたのですが,回収して一覧を見ると,全角文字が含まれていたり,「.txt.txt」になっていたり,「.txt」なのに異様にファイルサイズが大きいのでEmacsで開いたらPDFファイルと判明したり,「.pdf」だけど異様にファイルサイズが小さいので「.txt」に書き換えてからダブルクリックするとテキストファイルだったり,というのが少ないながらありました.拡張子と,開くソフトウェアの組み合わせについて,次回きちんと教えるとしましょう.