わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

あのなあ

その1

ある日の朝の会話.
   「ぞうきんを2枚,取り出して…1枚は濡らして固く絞って…」
   「ちょっと車のとこまで行ってくるぞ.すぐ帰る」
 「ぱぱぁ,どこにいくの?」
   「お!? すえの子か.車ンとこまでな」
 「なにするの?」
   「フロントガラスを,きれいにしときたいねん(ぞうきんを持った手を左右に振る)」
   「何やて,今日,うえの子のお友達とお母さんが来るって言うてたやろ」
   「うちの車に,乗ってもらうかもしれんからなあ」
 「がそりんみた〜い」
   「んん?? ガソリン? 見たい?」
   「あ,そういうことか,あのあれ,ガソリンスタンドの店員さんみたいって,言いたかってんな!」
 「いってらっしゃ〜い」
   「納得したんかよ…はいはい,さっさとやってくるよ」

その2

またある日の晩の会話.
   「みんな,もう寝る時間とちゃうんか?」
 「あっ,ぱぱのふくぅ…」
   「パパの服がどうした,すえの子よ?」
 「ひかるやつぅ」
   「(胸元に目をやり)あ,そうやな.暗くしたら光る素材が入ってんねや」
 「みせてみせてぇ」
   「見せてと言われても…」
   「そや,寝間行って,見るか?」
 「うん!!」
そして寝間へ.
   「ついて来たのは,すえの子1人かあ…」
 「ぱぱ,はやくあかりけしてぇよぉ」
   「まあまあそう急かすな.いくぞ…ほれ!(明かりを消す)」
 「わあ,きれいぃ」
   「そっか,よかったな.ほな寝よか」
 「じゃああたし,あっちのへやにいくね」
   「え!? まだ起きるんか?」
 「ぱぱおやすみぃ〜」
   「なんで上機嫌やねん」