わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

台車のストッパーをかけたまま

昨日は学生に集まってもらい,来週の3年配属向けオープンラボの準備をお願いしたのち,大掃除をしました.
学生室内の動線を意識し,不要な物品は廃棄するか見えない場所に移動させるとともに,紙ゴミを処分しました.
紙ゴミは,学生室から少し離れた自分の部屋にもあります.そこで,柵付きの台車を使うことにしました.
1階からエレベータに乗せて上がり,自室の紙ゴミを入れ,学生室に持って行くまでは,自分の作業です.学生には,整理してからビニル紐で縛り,終わったら,自室の前まで台車を運ぶよう,指示しました.(故紙置き場へ運ぶのは,事務から倉庫の鍵を借りる必要もあり,私がしました.)
学生室にあった,捨てられない物品を自室にいったん移動させ,返信が必要なメールに対応していると,ドアをノックする音が聞こえました.
開けると,研究室の学生です.紐でくくられた,ダンボールとA4用紙が,台車に積んでありました.
礼とともに,また学生室へ行くと伝えたところ,この学生が,「あの,先生…」と言い出しました.
運んだ台車,車輪の一つが回らないというのです.
それはストッパーを外したら回るんですよと笑いながら言い,ストッパーを踏んで外して,4輪がスムーズに回ることを確認しました.ストッパーをかけたら,2つのタイヤが止まって…と思いきや,一つの車輪を中心に,台車全体が左右に回ります.ストッパーが,利かなくなっていたのでした.
それはそれとして,ストッパーをかけたまま,どうやってこちらの部屋まで来たのかを尋ねてみると,答えは「引きずりました」と.
まあ,外し方を知らなかったら,力技になるだろうなと思いながら,廊下を見ると…

筋が見えています.引きずってできた,固定されたほうの車輪の跡としか,思えません.
雑巾がけしたくらいでは,消えそうにありません.
ところで写真の中央少し右に,コーン(パイロン)が立っています.周辺の床がめくれていて,注意喚起のためのものです.そのうち修繕され,昨日できた筋よりも先に,このコーンは撤去されるはずです.