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停電を前に整理しよう

日曜日のキャンパスは停電でした.エレベータは作動せず,居室・学生室は,PCも有線無線のネットワークも,冷蔵庫も電源が入りません.メールその他のサーバも止まることが,予告されていました.
その前の金曜日には,可能な限り停電の対応をしました.まず研究室管理のサーバは,土曜の晩にリモートログインしてシャットダウンすることとし,プログラムを動かしている学生に向けてメールを送るとともに,自分用に,停止・復旧の手順をテキスト化しておきました.
居室では,ケーブル類を見直しました.どのOAタップからどこに電力を供給しているかを,メモ書きしたところ,つなぎ替えるのとよいのが2箇所,ありました.それから,部屋のコンセントの一つが,1年以上使用していないUPS無停電電源装置)につながっているのに気づいて,抜きました.
次に,冷蔵庫の中を見ました.非常用(といっても災害時ではなく,ミーティングなどがあって昼食に行けないときなどのため)に購入していた食べ物の賞味期限を確認し,黒飴などいくつかは自宅に持ち帰り,いくつかはその場で食べました.自分の握りこぶし大の,氷の塊が,上部に貼りついていましたが,停電で分離し落下するのを待つことにしました.
停電への対応と別に,この時期にしておきたかったのは,書籍整理です.柵つきの荷台を用意して,当面不要な書籍や雑誌を,乗せていきました.柵の半分足らずの高さまで積んで,選別作業は完了し,学生室に運び,共用机の上に乗せました.
本棚が空いていることもあり,大きさや内容を揃えた上で,原則としてすべて本棚に置くこととし,「目録」など除外(廃棄)対象を何項目か書き出して,学生に整理するよう指示しました.金銭的報酬はないかわりに,作業をしてくれた学生には,関心のある本を持ち帰るなど優先使用を認めました.
月曜日に出勤し,計算機に電源を入れ,しばらく待ってサーバにリモートログインできるのを確認しました.冷蔵庫の氷の塊は予想どおり受け皿に落ちており,流しに移動させると3時間ほどで消滅しました.
本を整理していなければ,忘れていたであろう2〜3冊を開きながら,授業の準備に取りかかりました.