わさっきhb

大学(教育研究)とか ,親馬鹿とか,和歌山とか,とか,とか.

「勝負」の右に,傍点ではなく

同様の装丁の「ザ・シェフ」*1とは別の日に購入しました.「マリー・アントワネットの料理人」は,オースーパージャンプで読んでいたし,単行本1巻・2巻も買った記憶があるのですが本棚にはなく,昔を思い出しながら読み直しました.
この本は,さきの子の食いつきも良く,今日は朝食前にやって来て「きのうのつづきをよもおっと」と言いながら手に取っていました.
さて自分なりに読んでいくと,おそらく連載時にも,単行本でも同じ記載だったと思うのですが,びっくりするものがありました.
オーストリアからフランスにやって来たモーツァルトを,2人の料理人がもてなすという形で,勝負をします.その料理人の一人で主人公の磯部は,勝利のための道具(ザルツブルグの塩)を受け取った際に,「明日の勝負 楽しみに されよ――」と言っています(p.253).

さて,「勝負」の文字の右に,傍点がついています.いえ,よく見ると,傍点ではありません.拡大させると…


「勝負」の右には「晩餐」と書かれていました.
こんなルビの振り方,ブログではできません.